犬や猫などのペットは家族であり伴侶(コンパニオンアニマル)として迎える人もいる。自分の子供のように思っている人もいるわけだが、他人から「お子さんですね」と言われると「え?」と戸惑ってしまったり、「子供の代わりですね」と言われるとムッとしてキレそうになる人もいるようだ。
「あの家ではペットをまるで我が子のように、、、」
一般社団法人ペットフード協会の調べによれば(調査期間19年10月11日~10月14日)、全国の犬の飼育頭数は約879万7000頭で、猫は約977万8000頭。飼育世帯は犬が715万2千000世帯、猫が552万4000世帯となっている。飼育理由のTOP3は犬が「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」「過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから」「家族や夫婦間のコミュニケーションに役立つと思ったから」で、猫は「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」「過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから」「生活を充実させたいから」となっている。
ペットが家族なのは今や常識で、伴侶として迎える人もいる。「あの家ではペットをまるで我が子のように、、、」という表現も珍しくなく、それを前提にご近所付き合いなどでは「パパさん」「ママさん」と呼んで相手が飼育しているペットとの接し方に気を使ったりもする。
そうしたなか、ネットで話題になっているのは相手から「お子さんですね」と言われたり、「子供の代わりですね」と言われること。特に子供のいない女性にとってはショックで、ムカついてキレそうになることがあるのだという。
「自分が大切にしているペットを代用品扱いされた」
掲示板には、
「あーうちも子供が一人っ子でメスの猫を飼い始めたら『妹ができたねー!』と言われた」
「いやペットはペットでしょ」
「例えば動物飼うのは大変とかいう話の流れで子供と一緒だもんね、子供みたいだもんね、とかならそんなモヤっとしない気がするけど…子犬なんてほんと子供と同じくらい手がかかるし」
などが書き込まれている。
「子供の代わりですね」という会話にはムカ付いている人が多くいて、
「子供が嫌いだから結婚しなかったし、猫が好きだから飼ってるだけ」
「別に子供出来なかったからペット飼ってるわけじゃないし」
「自分が大切にしているペットを代用品扱いされた上、勝手に気の毒な人認定されたらモヤると思う」
「『代わり』ってのがなんかなーと思うよ。子供は子供、猫は猫で別のものでありどっちもかけがえのないもので、どっちの代わりではないのに」
といった感想が出ている。
(リンク)
一般社団法人ペットフード協会公式HP