全国で2021年12月13日の新型コロナウイルス感染者は79人。東京都は7人。33県でゼロだった。都内で30人を下回るのは32日連続、50人を下回るのは58日連続。
「もうマスクを外していいのでは?」という声がネット上にあるが、同調圧力や「マスク警察」の睨みもあり、なかなか賛同の声は大きくならない。しかも、マスクが顔の一部になってしまう「マスク依存」の人も増えている。どうすればいいのか。
コロナ禍後もマスク着用するのは70%以上
情報コンサルティング会社のプラネットが、2021年4月12日に発表した「あなたは、新型コロナウイルス感染症が落ち着いたあとも外出時にはマスクをしようと思いますか?」と、20代以上の4000人にアンケート調査をしたところ、「積極的にマスクを付けようと思う」が24.5%、「季節や状況によっては自分の判断でマスクを付けようと思う」が47.8%いた。「季節や状況に関係なく付けたくない」は15.9%だった。つまり、70%以上がマスクを手放せないと感じているのだ。このアンケート結果について12月12日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で議論が交わされた。
三浦「チャンスはワクチン接種時だった」
国際政治学者の三浦瑠麗さん(41)はマスクを外したい派で、マスクがコロナ禍後も「顔パンツ」として定着するのはとんでもないこと、
「みんなして(マスクを外すのを)止められなくなっちゃっている」
とした。では、マスクを外させるにはどうすればいいのか。三浦さんが、
「日本人は空気を読むから、政府が号令を出してくれないとダメだと言う人までいる」
と言うと、司会の東野幸治さん(54)が大きく頷いた。そしてこんなことを語った。
「岸田さん(総理大臣)が、もう明日から基本、別にマスクしなくていいですよ。マスクしない人を見ても変な顔しないでくださいね、って言って欲しいですよ」
すると三浦さんは、
「言って欲しいけど、私、その時のチャンスというのは、『ワクチン2回接種して2週間経ったら外していいですよ』だったと思うんですよ」
とした。マスクを付け続けたい人は別にし、マスクを外したい人は、いったいいつまで我慢することになるのだろうか。
(リンク)
プラネット調査「『マスク生活』長期化で行動や心理にどんな変化が?」