劇場版『鬼滅の刃』の大ヒットで、主人公・竈門炭治郎を演じる声優の花江夏樹さん(29)が「天狗」になっていると業界内では有名ーーーそんな記事を2020年11月10日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が掲載した。

それを受けて声優の緒方恵美さん(55)やファンらが花江さんをかばう中、花江さんはツイッターに天狗の顔がプリントされた「テング ビーフステーキジャーキー」の写真をアップし「おいしいなぁ」と呟いた。

 

「マスコミ対応の『型』も覚えるといいかもね」

 

「週刊女性」の記事は11月12日にネット配信されたのをきっかけに注目度が増した。内容としては、花江さんにメディアから取材依頼が殺到しているが、「鬼滅」関連の取材のほとんどを「NG」にしている。たまに受けても「過去の記事と同じ質問はしないで」という。そんなことはハリウッドスターも言わない。

「『すっかり天狗になっちゃった』と業界内ではもっぱらですよ」

と書き、「マスコミ対応の『型』も覚えるといいかもね」と結んでいる。

これについてネットでは、

「取材断られてイライラしてるだけやんww」

「花江は他の作品もやってるのに、鬼滅ばっかでウンザリしてるんじゃねえの?」

といったことや、花江さんは9月20日にツイッターで双子の娘さんが生まれたことを報告していることから、

「女性誌なんだから双子の赤ちゃん産まれたばっかりな事を少しは考えてやれよ」

といった感想が出た。

 

天狗の顔のビーフジャーキーに「おいしいなぁ」

 

声優の緒方さんは11月12日にツイッターで花江さんの天狗に触れ、顔出しの役者さんは映画出演に関連した取材やテレビ出演は最初から決まっているが、声優は決まってないことが多いし、取材を断ったのは花江さんではなく所属事務所の「配慮」なのだろうと擁護した。そして、「煽りタイトル」に惑わされないようファンに呼びかけた。

そんな花江さんは12日夕にツイッターを更新し、天狗の顔がプリントされた「テング ビーフステーキジャーキー」の写真をアップ、「おいしいなぁ」と呟いた。それに反応した声優の小野賢章さん(31)は、

「間違いなく天狗」

とリプライした。小野さんのリプには、

「まさかのぶっこみに吹きましたよww」

「イライラからニコニコに変わりましたうちの子供も激怒から笑顔に ありがとうございます」

「お二人最高です嬉し泣きもう、大好き!!」

といったコメントが付いた。

ただし、花江さんがつぶやいた「おいしいなぁ」は、単純にこのビーフジャーキーを使って週刊誌報道を皮肉っているのか、「鬼滅の刃」の大ヒットで「おいしい思い」をしているのか、どうかはよくわからない。

 

(リンク)

花江夏樹YouTubeチャンネル「花江夏樹と小野賢章 いくぞ!新米ハンターズ!!」

https://www.youtube.com/watch?v=sjWU5oSzqY8