B’zの全国ツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023-STARS-」が6月から9月まで行われる。メディアが注目したのはマスク着用が必須、ということ。「ロックじゃない!」というのだ。
政府の基本方針で、3月13日以降のマスク着用は個人の判断。5月からは感染症法上の2類から5類に引き下げられ、季節風インフルエンザと同等の扱いになる。「それなのにB’z は、、、」というのだが、もともとB’zはコロナ対策に極めて厳しい施策を取っていた。それがマスク着用「だけ」が残った形で声出しも可能という。1年前とは信じられないほど「軽微」になっている。
「音楽業界復興に立ち上がらねば」
「コロナで大きな打撃を受けた音楽業界復興に向けて立ち上がらねばと考えます」(B’z / 松本孝弘さん)
2021年に2年ぶりの有観客コンサート行った際、この報告に歓喜し涙を流すファンがいる一方、時期尚早だという批判も多く出た。B’zは「Mr.Children」「GLAY」などに声を掛け、「UNITE #01」、「LIVE FRIENDS」を開催。この時、任意ではあるが、ワクチン接種証明書、またはPCR検査陰性証明を提示する。するとステッカーが貰えるという取り組みがあった。そして昨年5月~8月にかけて行われたライブツアー「B’z LIVE-GYM 2022」である。会場入場条件に驚きの声が挙がった。
「声出しは可能といたします」
入場するためには「公演日から3日以内のPCR検査の陰性結果通知書」「2回以上のワクチン接種証明書」の提示(どちらか1つで可)が必要。入場時には検温を行い37.5℃以上の発熱者、また、公演日前7日以内の陽性者との濃厚接触者は入場できない。「接触確認アプリ『COCOA』のダウンロード」が義務付けられた。マスクは常時着用で大声での発声・歓声は禁止になっていた。そんななか、ツアー中の8月、ボーカルの稲葉浩志さんの感染が発覚。ファイナル2公演が中止になった。
そうした流れでの今年の「B’z LIVE-GYM」。必要なのは身分証明書のみ。陽性者、濃厚接触者は入れないがこれは自己申告。検温も無くなった。マスクは常時着用。ただし、
「公演中はマスクを着用した状態での声出しは可能といたします。ただし周囲のお客様への鑑賞を妨げない範囲でお楽しみください」
となっている。
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(リンク)
B’z公式HP 「チケットの購入・新型コロナウイルス感染症拡大防止について(2023年4月10日更新)
https://bz-vermillion.com/bz35_
B’z公式HP「チケットの購入・新型コロナウイルス感染症拡大防止について(2022年のもの)
「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023-STARS-」公式HP