新幹線の指定席で窓側に座っていたら、7歳位の男児を連れたお母さんから「景色を見せてあげたいので、窓際の席を代わってもらえませんか?」と頼まれた、というツイートがバズっている。
頼んで来た母親に対し「図々しすぎ」「子連れは最強と勘違い」「子供を盾にする親」「みんな子供好きと勘違いするバカ親」といった母親批判が出て、「譲らないのが正解」という意見が圧倒的。でも、実際に自分が同じように頼まれたら断れるのか?
「人の権利にタダ乗りすんな」
ツイ主は「くろ」さん。5月7日のもの。
「東京-新大阪間の新幹線の指定席で言われたことあるんだよね。7歳くらいの男児連れたお母さんに『景色を見せてあげたいので、窓際の席を代わってもらえませんか?』って。え無理って普通に思ったし普通に断った。希望の席があるなら事前にちゃんととればいいじゃん。皆そうやってるよ?」(原文ママ)
「この人なら代わってくれるかも…」との期待感を滲ませて話しかけてくるのが本当にキモい。そもそも窓側の席ゲットに自分は時間とお金を費やした。
「人の権利にタダ乗りすんな」
とした。これに対し、
「6歳の子どもいるけど、こんな事絶対言わんわ。キモいまで書かんでも、とは思うけどシカトしたいくらいウザい親だと思った笑」
「譲ってもらって当然って考えのやつが多いから、譲りたくなくなる」
などの反応が大半を占めた。子供を持つ母親に対する批判で盛り上がっているが、では実際に自分が頼まれた場合はどう反応するのか。「もちろん断る!」と多くの人が宣言。でも実際それって可能なの?。
子供に寛大になる方が身のため?
窓側の席を譲ってあげないのは「心に余裕がないから」と日本人は考えがちだ。また、子供は窓側の席で外を見るのが好きな事も知っている。家族連旅行などで両親や祖父が窓側に子供を座らせているのはよく見る。今回のように母親の求めを拒否したとする。そうなると、ともすれば目的地まで母親と子供は自分の隣の席に座っている。その場合の居心地は、周囲の目も気になる。子供が外を見たいと愚図り出す可能性もないわけではない。
「まぁ俺は譲るが 断る方も微妙な感じするしな」
「断ったものの居心地悪くなって、結局景色もクソも無かったという」
「譲らないのは間違ってないけど、ガキがグダグダ騒ぎそうでそっちのほうが気になる」
「この国では、少なくとも子供に対しては寛大に振る舞っておいたほうが身のためで、今後ますますそうなる」
「これが学校の先生なら、『こういう心の狭い大人になってはいけませんよ』という反面教師にされる案件」
「外の景色を見たがってる子供の横で 何食わぬ顔で座ってられる無神経さに引くというか、、、」
といった書き込みが掲示板に出ている。
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