俳優で歌手の梅沢富美男さん(69)が約9カ月ぶりとなる舞台を終えて自宅に戻ってきたときのこと。自宅には奥さんも娘さんもいなかった。出迎えてくれたのは愛犬の「夢子」ちゃん。夢子ちゃんは梅沢さんを見つけると飛ぶようにやって来て梅沢さんの膝の上に乗った。そして感動的な出来事があったのだという。
この子は俺の帰りを待っててくれたんだなーーー!
梅沢さんは2020年11月26日放送のMXテレビ「バラいろダンディ」に出演した。梅沢さんは11月14日から23日まで御園座(名古屋市)で梅沢富美男劇団の公演「大笑い! 勧進帳」の舞台があったため、3週間ぶりの登場となった。司会の垣花正さん(48)から「最近感動したこと」を聞かれると、9カ月ぶりの舞台を終えて帰宅した23日のことを語り出した。
千秋楽を終えて直ぐに帰宅したため、奥さんも娘さんも梅沢さんがこんな早く帰って来るとは思わず、外出していた。家にいたのはチワワとトイプードルのミックスで小型犬の夢子ちゃん。夢子ちゃんは梅沢さんを見つけると久しぶりに会えた嬉しさで飛ぶように寄って来たという。そして梅沢さんの膝の上に乗った時に「感動する出来事」が起こった。梅沢さんは、
「嬉ション(嬉しさでオシッコを出すこと)をしましたね。膝の上で。それに感動したね。この子は俺の帰りを待っててくれたんだなーーー!って。本当に喜んだワンちゃんは嬉ションしますから」
と語り、スタジオを微妙な空気にさせた。
「大向こう」から「うめざわ」のかすかな声に感動
また梅沢さんはもう一つの感動した出来事を語っている。垣花正さんから、
「梅沢さんの顔色が舞台をやる前と終わった後では全然違いますね」
と聞かれると、梅沢さんは、
「全然違うのよ。9カ月ぶりの舞台。舞台ができたってことは何よりもデカい」
とした。梅沢さんは3週間前のこの番組で、コロナ禍の影響で舞台ができる見通しが立たず「このままじゃ引退かな!?」と悩んだことを明かしていた。「舞台に立ってこその梅沢富美男」なのだという。
今回の舞台は制限があり、観客は会場キャパの7割。空席のようにも見えた。お客さんはマスク着用、拍手はしてもいいが「声を出さないでください」という注意も与えられた。それでもお客さんは喜んでくれた、嬉しかった、としみじみ語った。舞台の終わりに梅沢さんが弁慶のポーズを決めた時のことだった。「よっ!梅沢!!!」「富美男さん!!」などの掛け声をかける観客を「大向こう」というが、そこから、
「うめざわ」
のかすかな声が聞こえたという。声を出さないでくださいと言われている中で、ギリギリの声だったそうだ。
「それがね、感動だったんだよ」
と梅沢さんは話していた。
(リンク)
梅沢富美男公式ブログ
https://ameblo.jp/umeza-watomio/