東京都のコロナ感染者数が減ると「嘘だ！」「陰謀だ！」と発狂する人たち「何かマズイことがあるんですか？」

東京都の2021年1月25日の新型コロナウイルスの感染者は618人で、感染者が700人を下回るのは先月28日の481人以来となった。重症者は148人で前日より8人減少した。

こうしたニュースが流れるとネットでは、「嘘だ！」「減りすぎだ！」「みんな、騙されないで！」といった声が大量に出て大騒ぎになった。

緊急事態宣言が出され、外国人の訪日も規制強化された現在、感染者数は減るはず、と思うのだが、何か減っては困る理由があるのだろうか？

「騙されないで！オリンピックをしたい為です」

東京都の感染者数の推移をみると、緊急事態宣言が出された1月7日が2447人、12日はぐっと減って970人、そこから上昇し15日は2001人、そこから下がり始めて18日は1204人、そこからまた上昇するが22日が1175人、23日が1070人、24日は986人、そして25日は618人となった。昨年の12月28日から「GOTOトラベル」の一時中止と、一部のビジネス往来を除く訪日外国人の新規入国を停止している。これで感染者数が減らないとなればお手上げだが、東京都だけの数字を見れば「効果」は感じられる。

ところが25日、「感染者数が700人を切ったのは4週間ぶり」というニュースが流れると、ネットで「嘘だ！」「減りすぎだ！」「陰謀だ！」と大騒ぎになった。

「騙されないでください。オリンピックをしたい為の調整です」

「GO TOや入国緩和すると言い出すための筋書きのある出来レースではないか」

「そろそろ一気に減らしてみるかという思惑も見えますね、政府を疑うのは当然です」

「春節前解除狙いを疑ってしまいます」

などといった書き込みがネットに溢れた。これに対し、

「感染者が減ったらなんか不都合があるんですか？」

といった疑問も出た。