お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田(48)の妻でフリーアナウンサーの安田さちさん(41)が、バス乗車時に目撃した迷惑行為をTwitterに投稿した。男性がバスの乗降ドアに杖を挟み「ちょっと待ってくれ」と声を荒げた、という内容。小さな子供が「杖ってああいうふうに使うものなの?」と母親に質問。それを聞いた男性が我に返り、立ち去った。
ネットでは美談、マナーとして議論が盛り上がっているが、いわゆるTwitterでよくある「作り話」「嘘松」ではないか、といった意見も結構出ている。
「大人みんながハッとした瞬間」
安田さんは1月11日、長文を数回に分けTwitterに投稿した。バスに乗って発車を待っていた時、閉まりかけたドアに男性が杖を挟み「もう1人来るからちょっと待ってよ」と言った。
「声を荒げる男性に誰も注意できない中、それを見ていた小さい子がこう言った『ねぇママ、杖ってああいうふうに使うものなの?』。男性は我に返ったような表情になり、バツが悪そうに杖をひいて立ち去る」
子どもたちの汚れのない瞳はいつも大人たちを見ているから、あんな風になりたい!と思われる大人でいよう、と書いた。フォロワーから、
「真っ直ぐに現実を見る子供から発せられる言葉には、ぐうの音も出ない程の鋭い正しさが込められている時がありますね」
とリプがあると安田さんは、
「ですね 大人みんながハッとした瞬間でした」
と答えた。これがニュースになり話題として拡散。議論が始まった。
「話としては全然いいんですが、、、」
安田さんは「男性」としか書いていないため年齢は分からない。しかし、杖を持っているなら老人なのだろうとなり、団塊世代のマナーの悪さに批判が出る。一方、杖を持っているなら障がい者の可能性もあり、遅れて来る人を待ってあげるべき。弱者をみんなで守ろうというのもあった。また、男性が逆ギレする可能性がある。母親は無邪気な子供を窘めよう、というのもあった。ただし、今回のポイントはあくまでも子供の発言で起きた事態である。安田さんが何の目的でツイートしたのかは分からないが、「こういうの、話としては全然いいんですが、、、」とし、このツイート自体、安田さんの「創作」「嘘松」ではないか、という意見が結構出ている。その理由はたくさんある。
「Yahoo!の漫画みたいな話ですね」
「男性は第一声から怒鳴っていた」状況で、小さな子供が意見できるものなのか?また、興奮した状態の男性がそんなに簡単に立ち去るのだろうか?バスのエンジン音もあり、小さな子供の声が男性、そして乗客全員に届くのか?どうして「大人みんながハッとした瞬間」の「みんな」が分かったのか?なぜ「ハッと」するのか?、というもの。掲示板やTwitterには、
「子供の一言を聞いて、我に返って、杖を引くような人が、こんな酷い迷惑行為はしないのでは?Yahoo!でよく見る漫画みたいな話ですね」
「嫌味ったらしい子供過ぎません?作り話にしても身障者に優しくないお話ですね。とても美談とは思えませんが」
「杖ってあんな風に使うものなの?って台詞は、なぜか嫌味っぽく聞こえてしまうので、子供の台詞なのかな?と感じた」
「ネット小話みたい、最近投げっぱなしや超ダイジェスト 版が多くて邪魔臭いけどね」
「いまなんでもSNSにあげて美談にする人いますよね」
「子供が正論を発して周りをハッとさせるよくある創作話」
などといったことが書き込まれている。
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安田さちさんTwitter「ねぇママ、杖ってああいうふうに使うものなの?」
https://twitter.com/mito0504/sta
安田さちさんTwitter「大人みんながハッとした瞬間でした」