「報道ステーション」のウェブCMがジェンダー差別だ、女性蔑視と「大炎上」している、とメディアが騒いでいる。しかし、この「大炎上」を取り上げた記事のコメント欄を見てみると、「どこが悪いの?」という意見や「何を伝えたいのか分からない」という意見が多く、「炎上」要素が見つからない、というのだ。

そのため「いつものメンバーが騒いでるだけね」といった意見や、「報ステ」が左翼系メディアという印象が強いため「パヨ同士で噛み付いて自爆してるのか、、」といった書き込みまで出ることになった。

 

「ジェンダー平等、時代遅れって感じ」

 

問題の「報ステ」CMは、2021年2月22日からテレビ朝日の公式YouTubeチャンネルや公式Twitterなどで公開された。「報ステ」は批判を受け、24日にCM動画を削除。ジェンダー問題は日本が世界に遅れていると指摘されていて、議論を超えて実践していく時代だ、と伝えたかったが、

「その意図をきちんとお伝えすることができませんでした」

と謝罪した。

そのCMは30秒と15秒の2つのバージョンがあり、若い一人の女性が登場し、

「会社の先輩、産休あけて赤ちゃん連れてきてたんだけど、もうすっごいかわいくって。どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」

「いい化粧水買っちゃった。消費税は高くなったけど、今のうちにお肌に手をかけていれば、裏切らないじゃんと思って」

「化粧水買っちゃったの。もうすっごいいいやつ!それにしても消費税高くなったよね。国の借金って減ってないよね?」

とカメラに語り掛け、

「こいつ報ステみてるな」の大きな文字と、報道ステーションの番組ロゴが表示され終わる。

 

「反発してるの政治家やそっち系の運動家ばっか」

 

このCMに対する批判は、「時代遅れどころかジェンダー平等は一度も実現されてない」「ジェンダー平等運動を腐している」「女性を『こいつ』呼ばわりしている」などと、ジェンダー運動を阻害するものであり女性差別だ、となっている。

しかしこのCM。「大炎上」を紹介する記事のコメント欄を見ると、「どこに炎上要素があるのか?」と首を傾げる人が大半なのだ。そのため、

「炎上ってかいつものメンバーが騒いでるだけね」

「これって反発してるのが政治家とかそっち系の運動家ばっかだから」

と思う人たちも現れた。さらに、テレ朝や「報ステ」は左翼系メディアとして知られているだけに、左翼系の人たちから叩かれていることに驚きを隠せない人も多い。

 

蓮舫議員と福島瑞穂議員がキレた理由

 

「朝日とフェミって左繋がりだよね?左の伝統芸能『内ゲバ』じゃね」

「味方だと思ってた相手から背中を撃たれたねw」

「まさか報ステが右扱いされる日が来るとは」

「テレ朝も、フェミがここまで文章読解力が低いとは思ってないなかったんやろなぁw」

といったことが掲示板に書き込まれている。

また、このCMに噛み付いている国会議員は蓮舫参議院議員(53)、福島瑞穂参議院議員(65)。CMのセリフが、

「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」

となっているため、自分たちのやってることを否定されたと勘違いしてキレたのではないか、と思っている人もいる。

 

(リンク)

福島瑞穂参議院議員Twitter

https://twitter.com/mizuhofukushima/status/

1374414776969826304

 

蓮舫参議院議員Twitter

https://twitter.com/renho_sha/status/

1374513491453747202

報道ステーション 番組PR 動画 30秒ver.