明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰さん(45)が2021年5月8日に、署名サイト「change.org」で東京五輪「東京五輪の開催を支持します」との署名活動を始めた。これは弁護士の宇都宮健児さん(74)が5日から開始した同サイトでの「東京五輪・パラリンピックの開催中止」に対抗したもの。しかし、宇都宮さんの署名は31万人を超えたが、竹田さんの署名はその一割程度に留まり、伸び悩んでいる。
「とりあえず10万ぐらいチョチョット」
武田さんは10日のネット報道番組「虎ノ門ニュース」に出演し、東京五輪開催を支持する署名活動を始めた、と明かした。理由は弁護士の宇都宮さんが同署名活動を始めていて、30万もの署名が集まっているため、賛成の声もあることをしっかりと示したい、ためだとした。
「冗談じゃないですよ。(宇都宮さんは)共産党から担がれているクソジジイですよ。完全に次の都知事選に向けたウオーミングアップですよ。選挙のウオーミングアップで共産党から立憲民主党から組織でやっている」
自分は一人でやっているし、「反対」の声は世の中を変えようとすることだから賛同は集めやすいが、オリンピックは開かれる方向にあるため当たり前だから「賛成」は集めにくい。
「とりあえず10万ぐらいチョチョットやっとかなければならないなと」
と語った。
Yahoo!でも「虎ノ門ニュース」でも呼び掛けたが、、、
竹田さんの署名活動のニュースがYahoo!ニュースランキングの上位に位置しているため「虎ノ門ニュース」が取り上げた。同番組は100万回視聴されることもある人気番組。竹田さんは「署名をお願いします」と呼び掛けた。こうした「協力」なバックがあるため、署名はかなり伸びるのではないかと思われたが、番組開始時に2万7075あった署名は、10日午後3時の時点で3万7553 人。宇都宮さんの方は同31万6518 人だった。
(リンク)
署名サイト「change.org」
「虎ノ門ニュース」(2021年5月10日配信)