小学生達にマスクを付けさせたままプールに入れている写真がある、とネットで悲鳴が上がっている。小学生にマスクを付けさせたまま持久走をさせた小学校があり、小学生はそのせいで死亡したのではないか、というニュースが出たばかりだ。

この写真は、茨城新聞「クロスアイ」が2021年6月18日に配信した記事に掲載されている。

「これがまともな授業風景とはとても思えない」

「茨城新聞」クロスアイによると、新型コロナウイルスの感染防止対策として、マスクを着用した水泳学習が茨城県日立市立の小中学校と特別支援学校で始まった。〇〇小学校では(記事は実名)5年生65人がマスクを着け授業に臨んだ。教員(41、実名)は「大声を出さず、マスクをするなど感染対策をしながらの学習になります」と呼び掛けた。児童(10、実名)の「マスクしながらでもプールはうれしい」といったコメントが書かれていて、マスクをしてプールに入る写真が掲載された。

この写真を見たネット民は驚愕。漫画家の倉田真由美さん(49)はTwitterで、

「これがまともな授業風景とはとても思えない。濡れたマスクのリスクは?そもそも、国も体育の授業におけるマスクは不必要とアナウンスしたはずでは」

とtweetした。

シリコンやポリエステル製で空気は殆ど通さない

実はこのマスク、「プール用マスク」「水泳授業用専用マスク」と呼ばれ、注目商品になっている。プールだけでなく、銭湯、サウナ、海や川のアウトドアでも使えると宣伝されている。素材は表面がシリコン、肌面がポリエステル80%、ポリウレタン20%となっていて、殆ど空気を通さない。あごの下の部分に隙間があり、そこから空気を入れる、というもの。授業に使われたのは首から引っ掛けるタイプで、着替え時やプールサイドではマスクをし、プールの中では首に掛ける。日立市の教育委員会が児童生徒と教員計約1万3千人に1枚ずつ配布した、と書かれている。

「子供達を危険に晒すなよ!!学校に抗議に行く」

Twitterでは、

「殺すつもりか!と叫びました」

「プールでマスクとか、窒息する確率考えるとコロナよりも遥かに危険な気がするけど。マジで何考えてんだろうか」

「そもそも屋外のプールなど紫外線と塩素でウィルス感染のリスクは極限まで下がってますよ」

といった意見が出て、

「子供達を危険に晒すなよ!!私が親なら保健所に相談し学校に抗議しに行く」

「電話で抗議しました」

「市教委に電話しましたー」

さらに6月21日、小学校のサイトに繋がらなくなった、という報告が出て、

「写真も削除されてます! 電話つながらなかったです! 完全に逃げた。自分たちの行いを反省するべき!」

「逃げたよ!堂々と虐待してるからね。 彼等は虐待している意識が無い、だから逃げる。何が悪いか分かってない!」

「これは酷いですね… それくらいクレームが殺到しているということなのかもしれませんね」

などといったやり取りが行われた。

NNJニュースは21日午後6時過ぎに小学校に問い合わせの電話をしたが、教員たちの勤務が終わったためか誰も出なかった。

 

(リンク)

茨城新聞「クロスアイ」小学生のプール授業

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f

_jun=16240164409451

 

倉田真由美公式Twitter

https://twitter.com/kuratamagohan/status/1

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