日本ボクシング連盟は2021年8月12日、TBS「サンデーモーニング」制作プロデューサーからの謝罪文を公開した。そこには野球評論家の張本勲氏(81)のコメントもあり、番組での発言は金メダリストの入江聖奈選手(21)を賞賛するもので、ボクシングをやる女性が増えてほしいというものだった「言葉足らずで反省しています」と書いている。ネットでは「子供ですら言わない嘘を」などと批判一色になっている。

張本氏「こんな競技好きな人がいるんだ」

張本氏の発言は、8月8日放送のTBS系「サンデーモーニング」内で入江選手が金メダルを取ったことに触れ、

「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだね」

「見ててどうするのかな。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」

と語った。これに対し日本ボクシング連盟は10日、

「張本勲氏より、【女性及びボクシング競技を蔑視した】と思わせる発言がありましたので、遺憾の意を示し、当文書を送付致します」

「女性だからそんな競技に取り組むべきではないという、多様性を否定するような番組内でのご発言を、視聴者の皆様に対して、訂正をしていただきたい」

とのTBSの佐々木卓役社長に宛てた抗議文を公開した。

そして同協会は12日、同日付の「TBSテレビ報道局『サンデーモーニング』制作プロデューサー 金富隆」からの謝罪文が来たとし、それを公開した。

張本氏「言葉足らずで反省しています」

謝罪文には張本氏の発言について、入江選手の金メダルに「あっぱれ」との賛辞を贈り、称賛することが本意だった。しかし、「女性及びボクシング競技を蔑視した」と受け取られかねない部分があった、と書かれていて、張本氏のコメントを掲載した。

「私は元々ボクシングが大好きで、白井義男さんやファイティング原田さんが世界チャンピオンになった時に、飛び上がって喜びました。今回、入江選手が金メダルを取った時も、飛び上がって喜んでいました。今回の私の発言は言葉が足りませんでした。入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています」

 

この謝罪文についてネットでは、張本氏の番組での発言と、謝罪文に書いてある内容に乖離がありすぎる、と批判一色になっている。

「素直に謝れば良いだけなのに何で嘘丸出しな言い訳するのか見苦しいわ」

「これだけ誠意も本音もない謝罪文ってなかなかない」

「言い訳に無理あるわ よくこんなお粗末な謝罪文送れるもんだ」

「殴り合いとか言ってボクシングをバカにして、更に女がって言い方で小バカにしてました」

などといった事が掲示板に書き込まれている。

 

(リンク)

日本ボクシング連盟が公開したTBS「サンデーモーニング」からの謝罪文

https://jabf-revival.com/wp-content/uploads/2021/08/post_5040.pdf