秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さん(30)と結婚した小室圭氏(30)の名前が、米ニューヨーク州の弁護士試験の合格者に無かったことが2021年10月30日に伝えられると、ネット上では「追加で合格発表されるのでは?」などと俄に信じる人は少なかった。

というのも、成績優秀が伝えられ、先ごろはニューヨーク州弁護士会が学生を対象主催している論文コンテストで優勝した。しかも、米国で法律の勉強する学生の初回合格率は87%、というデータもある。それで不合格だとすれば何なのか。ネット上では過去に噂されていたある疑惑が浮上することになった。それは「受験資格はあったの?」だ。

卒業者名簿から小室氏の名前が消えた?

小室氏は確かに5月23日、米フォーダム大学ロースクールを卒業している。卒業式はオンラインで行われ、小室氏の名前が学位の取得者として読み上げられ、卒業者名簿に名前が記載された。ところが、9月に入って信じられないことが発覚する。小室氏の名前が、卒業者名簿から消えたのだ。ネット上では「卒業取り消し?」と話題になり、真相を確かめるために同大学に問い合わせるYouTuberも現れた。しかし、真相は藪の中だった。卒業していないのならば受験資格はない。ただし試験が行われたのは7月。その時は卒業者名簿の中に小室氏の名前はあったのだ。実は、18年に米フォーダム大学ロースクールに入学する際、奇妙な噂が流れていた。

LL.M.コースは一般的に法学部出身者が入る

米国ロースクールはJ.D.(Juris Doctor)コースとLL.M.(Master of Laws)コースの2つの課程がある。LL.M.コースはJ.D.修了生か、J.D.相当の法学教育を外国(小室氏は日本)で受けた人を対象にする。そして、日本人留学生の多くは法学部を卒業した後にLL.M.に留学する。小室氏もLL.M.に入ったわけだが、当の小室氏は大学の法学部に席を置いたことすらないのだ。小室氏は2019年にLL.M.コースを卒業し、JDコースに編入した。これは当時「順序が違うのではないか?」といった疑問が出ていた。ちなみに小室氏は14年6月に国際基督教大学教育学部アーツサイエンス学科を卒業し、17年9月に一橋大学大学院国際企業戦略研究科入学し、翌年に米フォーダム大学LL.M.コースに入学した。つまり本来なら法学部を卒業していない小室氏はLL.M.コースには入れない。法律事務所でパラリーガルをしていたことでの「特別待遇」なのかもしれないが、仮に卒業取り消しが事実なら、この最初の段階が間違っていたからではないか、と考えている人が多い。小室氏は来年2月に再び試験に挑むと報道されているが、本当に試験が受けられる状態なのだろうか?