東京都議会議員の木下富美子氏(55)が2021年11月9日に記者会見をし、「ぜひ議員を続けて欲しい」との声があり辞職はしないと述べた。ネットでは「ついに幻覚、幻聴が出たのか?」と話題になった。
再選後4カ月ぶりの登庁で議長と副議長に説明
木下氏は7月の都議選期間中に無免許運転で人身事故を起こし書類送検されたことを公表せず当選した。それが発覚すると雲隠れし体調不良を理由に議会を欠席した。2度の辞職勧告決議を都議会から受けたがそれも無視。正副議長名で「召喚状」が2度出され、3度目の「召喚状」が11月5日出た。これに応じなければ「除名」の手続きに入る予定だった。その期日に当たる9日に木下氏は再選後4カ月ぶりに登庁。公営企業委員会に出席し議長と副議長に対して「辞職しない」と説明した。
「誰が続けてくれと言っているのか?」
記者会見で木下氏は、今後は事故を繰り返さないように運転免許証の取得はせず、車を運転しないとした。議員報酬の3か月分にあたる192万円は公職選挙法に抵触しない先に寄付を終えており、政務活動費の計150万円は受け取らないとした。今後については、
「ぜひ続けて欲しい、また力を貸して欲しいとのお声があることも事実です」
とし、償うべきものはしっかりと償い、失われた信頼を回復するのは大変なことである事を覚悟し、これからの議員活動の中で答えを導き出す考えだとした。ネットでは殆どの人が辞職するのが当然と考えている。そしてこのインタビューの「ぜひ議員を続けて欲しい」という要望に驚愕する人が多数出ていて、
「誰が続けてくれと言っているのか?」
「ついに幻聴も聞こえるようになったか」
「『議員続けて』は応援ではない。ひやかし、からかいです」
「まあ、幻覚や幻聴があるくらいだから休んでいても当然だよな」
などといったことが掲示板に書き込まれている。
(リンク)
木下富美子東京都議会議員公式Twitter(現在は休止中)