自民党の青山繁晴参議院議員(69)は、2020年4月20日放送のビデオ出演を持って「虎ノ門ユース」を降板した。原因は制作側とのトラブル。急に番組を休んだり番組の半分だけ出演したいと申し出るなどしたため、山田晃社長がキレた、とされている。
一方で、作家の百田尚樹さん(65)が切った、との噂も流れた。しかしそのような「証拠」は出なかった。2021年8月23日放送のニコ生「百田尚樹チャンネル」で百田さんは、青山議員を「あのアホ!」「こいつ、サイテーやな!」と罵った。原因は2019年4月に成立した「アイヌ新法」だった。
アイヌ新法「投票になったら、賛成しとんねん!」
8月23日の放送は、丸山穂高衆議院議員(37)がゲスト。百田さんは
「丸山さん、もし選挙に出馬しなかったり、負けたりした時に、虎ノ門のレギュラーならへん?」
と誘うと、丸山議員は、
「え!?そんなの、やらしてもらえればメッチャありがたいですけど」
と喜んだ。そして丸山議員は「虎ノ門ニュース」について語る。
丸山議員は、「アイヌ新法」成立に反対していた。当時の「虎ノ門」も反対の一色だった。青山議員は「日本の尊厳と国益を護る会」と共に国会で廃案を主張。政治生命をかけ、絶対に成立させてはいけないと強烈に反対した。丸山議員は同会メンバーとも連携していたため、当時の「虎ノ門」は自分たち反対する者に力をくれた、と感謝した。しかし、反対していた自民党議員は党議拘束により「アイヌ新法」成立を強いられた。残念だった、とした。百田さんは、
「まだ青山繁晴さんが(虎ノ門ニュースの)レギュラーだったんですよ。青山さんがずっと前から反対して、こんなのやったらアカン!って。ところが投票になったら、さんせぇ~、賛成しとんねん!」
と話し出した。
青山議員にいい所など「全くない」
「虎ノ門」にも、「青山さん、反対反対言って賛成しているじゃないか」という批判が大量に来た。それを見た青山議員が逆ギレしたと百田さんは語った。百田さんはテーブルをドンと叩き、
「うるさい!ワシが反対したらいい事あるのか、なんやねん、グワー、、、こいつ、サイテーやな」
と、マジ顔で怒りを見せた。丸山議員が「青山さん、いいところもあると思うんですけど」と言うと、百田さんは「ない」。丸山議員が「全くない?」と聞き返すと「ない」、と答えた。丸山議員は、賛成しなくても「欠席戦術」もあるため、なぜそれを使わなかったのか、最悪だ、と言うと百田さんは、
「さんせぇ~しとんねん、あのアホ!」
とした。丸山議員は、
「アイヌ新法は菅さん(菅義偉首相。当時は官房長官) 案件ですよね。菅さんと党に睨まれたくない、というね」
と説明した。
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(リンク)
「百田尚樹チャンネル」2021年8月23日放送(ゲスト:丸山穂高衆議院議員)