作家の室井佑月さん(51)がTwitterの自己紹介を「フェミニスト代表の仁藤夢乃さんから公認をいただいた『夫の性欲処理機』」に変更した。つまり室井さんは自ら「夫の性欲処理機」を名乗ったわけだが、もともとこうした物言いに激しく批判をしてきたはず。なぜこうなったのか。それは室井さん、米山隆一衆議院議員(54)夫婦と、有名フェミニストたちとの仁義なき戦いの過程だ。

「攻撃」の柱は米山議員の「パパ活」問題

そもそもの発端は、米山議員が新潟県知事時代に女子大生との「パパ活」が問題になったこと。18年4月18日の記者会見で16年12月までの3、4年間、複数の交際女性に金銭を渡し「売買春と言われる可能性はあると思う」と認め、知事の辞任を発表した。ここから米山議員はフェミニスト達の標的になり、SNSなどを通じて「パパ活」問題を「攻撃」の柱にし激しい批判が展開されていく。室井さんと結婚したのは19年5月10日。今年10月31日の総選挙に無所属で出馬することになるとさらに米「攻撃」が活発化。当選を断固阻止しようと動くが米山議員は当選する。室井さんの支えが当選を導いたとの報道もある。まさか当選するとは思ってもみなかったフェミ達は、当選以降「攻撃」を熾烈化させる。そこに、夫の援護で立ち上がったのが室井さんだった。

「妻がいる男も普通に買春するからね」

「夫の性欲処理機」に自己紹介を変えたのは仁藤夢乃さん(31)の「パパ活買春おやじ」と批判する一連のtweetだった。仁藤さんは11月1日、

「こんな人が野党に推されて当選しちゃう社会で少女の人権、性搾取、買春なくすことなんて、私たちがいくら必死に活動しても到底無理だよね。最悪だけど日本の現実」

「パパ活買春したことについて『今は奥様がいる』『もう女子大生には欲情しない』『女子大生と純愛したかっただけ』『いつまで掘り返すのか』という人がいるけど、妻がいる男も普通に買春するからね。男性たちこそ、わかっているはずだよね。買われた女に人権はなく、買春者は堂々とし議員にもなれる」

「そして妻も夫の性欲処理機ではない」

ちなみに、「今は奥様がいる」文言の「奥様」の後に「うんざりした顔」のマークを付けている。

「やり方のどこが歪んでるか指摘してやるよ」

室井さんは7日、「性欲処理機」について、

「はぁ? これあたしに言ってんのか」

と交戦体制を取った。そして、

「んで? ほかに言いたいことは? 一応、全部、聞いたるさかいに」

「言ってる事の根本は、あたしも正しいと思う。けど、そのやり方のどこが歪んでるか指摘してやるよ」

とした。室井さんのフォロワーは、

「こればかりは、室井さんを応援したい。 言い返してやってください」

「訴える 訴える 訴える案件ですよ。 迷わず訴える案件」

などと炊き付けた。そして9日、

「まずプロフィールを変えてみました」

とし、先の自己紹介に変更した。

(続く)

 

(リンク)

室井佑月Twitter

https://twitter.com/YuzukiMuroi

 

仁藤夢乃Twitter
https://twitter.com/colabo_yume

no/status/1455160334117851136