牛丼の3大チェーンといえば「吉野家」「松屋」「すき家」。そのうち「すき家」は常に価格が一番安く、2014年4月からの並盛一杯270円あたりから「貧乏人の味方」などと言われ親しまれてきた。ところが今年12月23日午前9時から並盛は50円値上がりし、税込み400円になる。松屋の現行同380円を上回るため、「すき家」ファンの間では「400円ショック!」が起こっている。

「すき家のあの牛丼が400円?ファ?」

すき家は2021年12月20日、世界的な原材料価格・原油価格の高騰を理由に値上げをすると発表した。並盛は50円上がって400円に。大盛、メガ盛りは70円上がってそれぞれ550円、700円、850円になる。すき家ファンが一番驚いたのは、松屋の並盛380円を上回る値段設定だ。ちなみに吉野家の並盛は426円。吉野家も松屋も先頃値上げをしていて、おそらくすき家はその中間を狙った可能性がある。ところが、すき家がずっと言われていたのは3大チェーンの最安値、であり、「貧乏人の味方」だった。味や米の質、店舗の作り、店員サービスなどは他2店に劣っているが、安さこそが愛される一番の理由、という声が多く聞かれていた。そのため、ファンの間では「400円ショック!」が起きていて、イメージ的にも300円台で止めるべきだった、と主張する人も出ている。ネットでは、

「すき家のあの牛丼が400円?ファ?」

「値上げかぁ すき家のメリット無くなったな」

「安いから需要あったのに、この値段だと他でいいかってなるんじゃないの」

「すき家が400円なら俺は吉野家で食べるわ 舐めんなよ」

「もう牛丼は貧乏人の食い物じゃないんだよ」

などといったことが掲示板に書き込まれている。

 

(リンク)

「すき家」価格改定のお知らせ

https://www.sukiya.jp/news/2021/12/20211220.html