YouTuberのシバター(36)と元K-1王者の久保優太選手(34)が2022年1月8日、申し合わせたかのように相次いで自身のYouTubeチャンネルを更新した。八百長騒動の昨年大晦日の格闘技イベント「RIZIN.33」についてシバターは、全て自分が仕掛けた戦略であり、負けたのは久保選手だとした。久保選手はシバターとの電話録音を公開したのは全て自分が悪かったと、シバタ―にも謝罪した。
2人の話を聞き、ネット上で疑問符が付いた。RIZINサイドから騒動に関する何のアナウンスも無いこと。そして二人がRIZINを庇っている様子だ。「RIZINは知っていた?」「RIZINが2人に話させているのでは?」との疑惑だ。
RIZIN含め全部ペテンにかけ食ってやりたかった
シバターは試合の台本を久保選手に提示したことについて、RIZIN運営サイドにも不満があり、
「全部含めてペテンにかけて、食ってやりたかった。それで一世一代の大ブラフをかましてやった」
と語った。また、久保選手が公開した録音電話で、RIZINの笹原圭一さん(54)に台本の件を通していると語ったのも嘘で、全て久保選手をハメるためだった。そして試合には台本が存在し、みんなやっていると伝えたのもハメるためのものであり、これまで試合の台本など見たことはない、とした。自分が勝利したのは、どんなに卑怯なことをしてでも勝ちたいという気持ちがあったからで、それが無かった久保選手の完全な負けだと語った。
久保選手「これらの責任は全て僕の責任です」
久保選手は録音電話を公開したことを中心に謝罪をした。自分がバカにされているような気分になり怒りがこみ上げた。過去にアスペルガー症候群の診断を受けたこともあり、冗談を真に受けてしまうところがある。
「これらの責任は全て僕の責任です。未熟さが招いた結果、シバターさんに対しても音声を流したことで申し訳なく思っていて、この場を借りてお詫びをしたい。申し訳ございませんでした」
とRIZINや試合関係者、ほかの格闘家にも深々と謝罪した。そして今後、RIZINから処分が下されるだろうと語った。
RIZINが火消しでシバターにお金積んだ?
こうした2人の動画を見て、ネット上で疑問符が付いた。今回の八百長騒動、仕掛けたのは自分であり悪いのは自分とそして相手。こうしたニュアンスで今回の騒動を二人の世界で収束させようとしている、そうとしか見えないのだという。そして、こんな大騒動なのにRIZINサイドはなぜ、何のアナウンスもしないのか。しないという事は、実は何かを知っていたのではないか。さらに、2人にこうした動画をアップさせているのはRIZINサイドで、全て2人の責任として収束させようとしているのではないか、というものだ。ネットでは、
「もし本当にRIZIN無関係なら早い時期にRIZINとしての正式コメント出しているはず。なので今回の八百長、RIZINも絡んでる可能性大かと思う」
「こりゃRIZIN側が火消しでシバターにお金積んだね」
「久保が台本に乗ったのは、RIZINが裏にいたからだろう。RIZINの公式発表が無いのが、その証拠」
「運営もクソだし久保はアホだし 登場人物でまともなのが一人もいない」
などといったコメントが掲示板に出ている。
(リンク)
サラ久保ちゃんねる
「皆様、本当に申し訳ございません」(2022年1月8日配信)
https://www.youtube.com/watch?v=iCoQN0UvYRs
PROWRESTLING SHIBATAR ZZ
「お騒がせしました」(2022年1月8日配信)