フランスのAFP通信は2022年1月15日付の日本語電子版で、米ニューヨークなど主要都市で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」感染の波が収束し始めている、と報じた。感染者が爆発的に増加し急減するという傾向は、英国や南アフリカでも見られていたという。

1日感染者4万人が28500人に

AFPによれば、ニューヨークでは1月2日から減少が始まり、1週間平均の1日の新規感染者数4万人だったものが10日には2万8500人にまで減った。ニュージャージー州、シカゴ、首都ワシントンでも同様の減少が見られている。ただし、新規感染者数は大半の州で増えていて、全米平均は1日75万人を超えて増加を続けている。米国内の病院は過去最多となる15万7000床以上が感染者で占められ、1週間平均の1日の死亡者数は1700人を超え、デルタ株がピークだった昨年9月の約1900人に近づいていると書いている。

 

(リンク)

AFP通信日本語版「オミクロン株感染、NYなど米大都市で収束の兆し

https://www.afpbb.com/articles/-/3385279