ファミリーマートの「ツナマヨ」おにぎりを食べないでジャッジしようとし、激しい批判を浴びた小林幸司シェフ(63)が、自身のユーチューブ動画、ツイッター、インスタグラムなど全て閉鎖したことが2022年1月18日にわかった。

いずれにも誹謗中傷が多数書き込まれ、それが現在も続いているため、やむを得ずこうした措置を取ったようだ。

ツナマヨ民が暴徒化、SNSを荒らしまくる

今回の騒動は今年1月1日に放送されたTBS「ジョブチューン~元日SP~」。ファミリーマート、セブン―イレブン、ローソンの各商品開発担当者が出演し、各社の一押し商品を著名なシェフに試食してもらい、合格か不合格かをジャッジしてもらった。小林シェフは、ファミマの「和風ツナマヨネーズ」おにぎりを試食せずに不合格を出そうとした。理由は見た目が悪く口にする気が起きないというもの。ファミマの女性担当者は試食してほしいと懇願し、とうとう泣き出してしまう。しょうがなく小林さんは一口食べて「不合格」を出した。これが「たとえ演出であっても許せない」と大ブーイングが起こり、「ツナマヨ民」と呼ばれる人たちが小林シェフや軽井沢の店「Fogliolina della Porta Fortuna」のクチコミ、評価を荒らしまくり、店に抗議や無言の電話を掛ける「暴徒化」した。

「逃げやがった」というツイートも

ユーチューブ動画、ツイッター、インスタグラムなどにも批判の嵐が押し寄せた。ユーチューブ動画は1月15日に約一カ月ぶりに更新したが、ここにも、

「見た目だけでもう食べたくない気がします」

といったコメントが寄せられ、この時点で閉鎖を決めたようだ。閉鎖が確認されたのは、ツイッター「小林幸司の世界 (@kobayashi_chef)」、ユーチューブ「小林幸司の世界」、インスタグラム「小林幸司の世界official」、インスタグラム「小林幸司& STAFF’s (@kobayashi_koji_official)」。NNJニュースは1月18日午後8時に営業中の「Fogliolina della Porta Fortuna」に、なぜSNS全てを閉鎖したのか取材を申し込もうとしたが、誰も電話には出なかった。閉鎖についてTwitterには、「逃げやがった」というのもあるが、

「ツナマヨ民、小林シェフのyoutubeチャンネルやSNSを閉鎖へ追い込む、ガチで度が過ぎてるだろ・・・」

「テレビの中の出来事を あまりに真に受け過ぎてる… 問題があるとしたら シェフではなくテレビの演出と思うのですが…」

「ツナマヨおにぎりに多少キツく言っただけでここまでするってやっぱ異常やろ」

といった声もある。

 

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