西村博之(ひろゆき)さん(45)が元衆議院議員の杉村太蔵さん(42)に「論破」され、論破王ひろゆきさんの存在価値が消えかかっている、との議論が起きている。
ひろゆきさんはフランス、ヨーロッパの新型コロナ感染対策を持ち上げ、「日本はメチャクチャ遅れていますよ」とした。それに対し杉村さんは、日本はヨーロッパよりも遥かに感染を抑え込んでいる。ひろゆきさんは誇らしげに語っているが「何を威張っているんだ!と言いたくなる」とした。
「メチャクチャ遅れていますよ日本は」
杉村さんとひろゆきさんは、2022年1月30日放送のTBS「サンデー・ジャポン」にリモート出演した。ひろゆきさんはフランスの濃厚接触者の扱いについて「待機期間は無い」とした。濃厚接触者はPCR検査をし、陰性だったらそのまま普通に社会生活が送れる。ただし、3日後、5日後に再びPCR検査をしなければならない。そして日本の濃厚接触者への対応について批判を展開する。日本は濃厚接触者のチャックを電話で行っている。そんなことなどフランスではあり得ない。
「昭和とか平成、メチャクチャ遅れていますよ日本は」
「ヨーロッパの場合はワクチンパスポートをみんな持っているので、レストランに行く時など必要なので、濃厚接触者は自動でスマホに表示される」
と語った。これに杉浦さんは激怒。
「ひろゆきさんがフランスでは、ヨーロッパではと、とても誇らしげにおっしゃっているんですが、結果を見ると日本のほうが遥かにね、これ、抑え込んでいますよね。だから、何もそんなにヨーロッパが、と威張るほどのことではないような気がするんですね。私はね、何を威張っているんだ!と言いたくなります」
「またひろゆき負けたのか」
このやり取りをネットでは、ひろゆきさんが杉村さんに「論破された」、という感想を持つ人が多い。ひろゆきさんはフランスやヨーロッパを持ち上げ、それをマウントにして日本を貶める。その手法が周りの怒りを買っている。今回は数字で見ても明らかに日本のほうが抑え込んでいるし、感染者も圧倒的に少ないから、逆にフランス、ヨーロッパが日本のやり方を見習うべきなのでは?というものもある。また、生活環境や法律、習慣、人種が異なるため、他国のやり方を参考にすることはあっても、比べて批判するのは間違いだ、という意見もある。ひろゆきさんが「論破」された今回のことに関しネットでは、
「またひろゆき負けたのか」
「こう言わせるって事は、ひろゆきなる著名人が用済みになってきたんだろう」
「そもそもひろゆきという素人のイチ意見を重要視してるのがおかしいんだよ おっさんの戯言に反論してどうすんの」
「ひろゆきの発言をたたき台にして議論するのはいい加減よしなさい。どーせ嘘だから」
などといった事が掲示板に書き込まれている。
(リンク)
杉村太蔵公式HP