韓国の通信社大手・聯合ニュースが、北京冬季五輪の「選手村の食事は最悪」、韓国選手から悲鳴が上がっている、と報じた。中国料理や洋食などメニューは多様だが、ぜんぶ中国風にアレンジされていて油っこすぎる。特に肉類は食えたものではない。結果的に野菜類を食べることになり力が出そうにない、というのだ。

実は日本でも選手村の食事を不安視する報道が出ていた。

特に肉は消化に悪く食えたものではない

聯合ニュースが2022年2月3日に配信した記事によると、ボブスレー・スケルトン代表やルージュ代表チームが現地入りをしていて、彼らにコンディションなどを聞こうとすると、真っ先に出て来るのが選手村の食事の話しだという。それはとても不味いから。メニューは多彩だがぜんぶ中国風にアレンジされていて油っこい。特に肉は消化に悪く食えたものではない。野菜と穀物ばかり食べることになる。「最悪だ」「中国は料理が上手いと信じていたが騙された」「中国人は料理ができないようだ」といった声が挙がっている。東京オリンピックの際は韓国式弁当を選手たちに供給するシステムを作ったが、中国の場合は防疫規定のためにできなかった。現在は希望する選手たちにカップご飯など韓国の即席料理食品を配っている、と書いている。これは日本でも心配されていたことだ。

「日本選手団はマシなものをと願う」

「Smart FLASH」が3日に報じた「北京五輪『無理やり開催』の裏で入国日本人が “監禁生活” にSOS…『ご飯は味もにおいもひどい』」には、中国に入国したビジネスマンの体験が書かれている。入国後はコロナ対策のためビジネスホテルに隔離され、その時の食事が酷かった。食費は3食で1日あたり100元。日本円では1800円ほどだが「ぼったくり」だった。においがひどく、味もマズすぎる。フルーツくらいしか食べられなかった、と書いている。そして、

「日本の選手団はもう少しマシなご飯を食べられていることを願う」

と結んでいる。

 

(リンク)

聯合ニュース「썰매 선수들의 불만 “선수촌 음식, 너무 느끼해요”」

https://www.yna.co.kr/view/AKR20220203085900007?section=search

Smart FLASH「北京五輪『無理やり開催』の裏で入国日本人が “監禁生活” にSOS…『ご飯は味もにおいもひどい』」

https://smart-flash.jp/sociopolitics/171477/1