日本台湾交流協会台北事務所は2022年3月18日、台湾における第7回対日世論調査の結果を発表した。それによれば最も好きな国(地域)は日本で60%と過去最高だった。2位は中国で5%、3位は米国で4%だった。

最も親しくすべき国も1位

この調査は1月5日から20日にかけ、台湾に居住する20歳から80歳を対象に行ったもの。サンプル数は1068。2018年度調査と比較し1ポイント増加し「最も好きな国」は過去最高だった。年齢別では40-49歳の増加率が最も高く16ポ イント増加した。2位の中国は同3ポイント低下。米国は変わらなかった。

「今後台湾が最も親しくすべき国(地域)」も日本が1位で同9ポイント増加の46%。2位の米国は同9ポイント増加し24%。同2位だった中国は同16ポイント下がり3位の15%。一方で、「台湾に最も影響を与えている国(地域)」は1位が米国で同25ポイント増加の58%、同1位だった中国は20ポイント下がり25%で2位。3位の日本は同2ポイント下がり13%だった。

77%が「日本に親しみを感じます」

「日本に親しみを感じますか」は同7ポイント増加し77%。「日本は信頼できる国と考えますか」は非常に信頼できるが同1ポイント下がり9%。信頼できるは同11ポイント増加し51%。どちらともいえないが同7ポイント下がり33%。信頼できないが同2ポイント下がり5%。非常に信頼できないが同1ポイント増加し3%だった。

 

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(リンク)

日本台湾交流協会台北事務所「台湾における対日世論調査」

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