ウクライナ外務省は2022年3月10日公式Facebookで、ロシアで事業を続けるグローバル企業50社のロゴマークを掲載し、ボイコットするよう世界中の政府と企業、消費者に呼び掛けた。日本企業はファーストリテイリング(ユニクロ)、三菱グループ、横浜ゴム(ヨコハマタイヤ)、ブリヂストン、日本たばこ産業が掲載されている。
市民のニーズではなく軍事に貢献する
ウクライナ外務省は、ロシアで事業を続けるグローバル企業に対し、ロシアでの活動を完全に終了してもらいたいとした。ロシア政府は自国の市民のニーズを満たそうとしているのではなく、グローバル企業が供給、生産、販売するもの全てを軍事に役立てることが最優先だ。他国に戦争を仕掛ける国際犯罪に使われている。軍事攻撃によりこの2週間で50人以上の子供が亡くなった。そして、世界の責任ある政府、企業、消費者に対しグローバル企業をロシアから撤退させるため、ボイコットしてほしいと呼び掛けた。
マック、スタバ事業停止受けての発表か
50社の中には日本でもおなじみのネッスル、バーガーキング、ミシュラン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、シティバンク、ヒルトンホテル、ファイザーのロゴがある。韓国企業はサムスン、 現代(ヒュンダイ)が入っている。このラインナップは3月9日現在のもので、8日には米のマクドナルド、スターバックス、コカ・コーラ、ペプシコが相次いで事業の一時停止を発表した。
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ウクライナ外務省公式Facebook