ファーストリテイリングは2022年3月10日、「ユニクロ」のロシア事業の一時停止を発表した。柳井正社長(73)の「衣服は生活の必需品。ロシアの人々も同様に生活する権利がある」と、事業続行宣言から3日で手の平を翻した。企業経営として一番恥ずかしいパターンであり、ロシアまで敵に回すことになった。経営ミスとして致命的で、今後世界市場で総スカンを食うことになる、との予想も出ている。
「だったら最初からそうしろよ」
ロシア事業の続行は3月7日から8日にかけて日本経済新聞など多くのメディアが報じた。ZARAやH&Mなどファッション店が事業を中止するなか、継続する理由について、衣料品は生活必需品であり、ロシアの人たちも他の国々と同様にユニクロを着て生活する権利がある、とした。世界の国々の人たちから激しい批判を浴びたが、一部ではこれは企業理念、企業としての一つの生き方だという声や、事業を進めることで何かの利権を守るのではないか、との思惑が語られた。ところが10日、いきなり事業の一時停止を発表したのだ。その理由について、
「現在の紛争を取り巻く状況の変化や営業を継続する上でのさまざまな困難から、事業を一時停止する判断にいたったものです」
とした。ネットでは、
「だったら最初からそうしろよ!」
といったツッコミが始まった。
「今更もう無理 不買決定です」
事業停止発表タイミング、手の平返しがあまりにも早すぎる。結果的に企業理念など無いことを晒した。おそらく批判の大きさに日和った「一番恥ずかしいパターン」であり「日本の恥」などとバッシングが起きた。しかも、最初は西側諸国を敵に回し、ロシア擁護をしているように見えたのに、そのロシアまで敵に回してしまった。全てがマイナスで、ただイメージを下げただけ。ネットでは、
「一番ダサいやつやん 意地張るなら張り通せよ」
「全方位に嫌われて草 西側からも嫌われ東側からも嫌われる惨めなコウモリ企業」
「着る権利は?後出しで人権を語る嘘つきは信用できない」
「今更もう無理 不買決定です」
などと言った書き込みが掲示板に出ている。
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ファーストリテイリング「ユニクロ ロシア事業について」