日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は2022年4月26日、24日のオリックス―ロッテ戦でロッテ・佐々木朗希投手(20)に詰め寄った白井一行球審(44)について、「別の方法があった」との見解を示した。白井球審に関してはかねてから「誤審が多い」「態度が悪い」といった批判が多い。オリックスなどで活躍し、現在は独立リーグ「堺シュライクス」の大西宏明監督(41)はTwitterで「ワンバンをストライクと言われた」と明かした。

「誤審が多い」「態度が悪い」トラブル多数

今回の騒動は2回2死一塁で、0―2からの外角低めの球がボールと判定された。佐々木投手はキャッチャーに向かって2、3歩マウンドを下り、苦笑いを浮かべたところ、白井球審が厳しい顔付で佐々木投手に詰め寄った。慌てて松川虎生捕手(18)が間に入り、必死になだめて事なきを得た、というもの。なぜ白井球審が詰め寄ったのかは諸説あり、審判に対する侮辱を注意するためだったのか、実は「誤審」を威圧的に消すためだったのか。また、佐々木投手の苦笑いの原因も諸説あって、抗議のためだったのか、キャッチャーにボールをもらいに行こうとしたが、盗塁されボールはセカンドにあることを思い出し、自分を笑った、などがある。NPBの井原事務局長は26日、NPBに白井球審に対する「相当数の」意見が寄せられていることを明かし、

「試合中に審判員が選手に指導や注意することはあるが、今回は別の方法で対応するべきだった」

との見解を示した。白井球審はそのことを理解したという。しかし白井球審、感情的になるなどこれまでも「誤審が多い」「態度が悪い」といったトラブルが多いことで有名なのだ。

「佐々木君の態度…何の問題もなさそう」

「堺シュライクス」の大西監督は24日Twitterで、

「相変わらずの態度やなぁ……ワンバンをストライクって言われて!その後!オラつかれたなぁ」

と投稿した。フォロアーから、

「ストライクかボールかより佐々木くんの態度別に普通じゃないですか」

と質問されると、

「うん!!佐々木君の態度…何の問題もなさそうに見えるよな ホンマにあの人の態度は酷いっ」

とした。白井球審のこれまでの騒動は数多く、正確性を欠いた審判にクレームを受けると居直る、即退場させる、選手と乱闘寸前になる、といった批判が多い。Twitterでは白井球審に対し、

「白井球審また事案したのかよ。はよクビにしよや」

「正確にジャッジできない上に、感情のコントロールもできないクソ審判はもうクビでいいよ」

「今回の白井球審の行動で最も批難されるべき点は、止めに入った松川捕手を威嚇してるところだろう」

などといったことが投稿されている。

 

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(リンク)

「堺シュライクス」大西宏明監督Twitter

https://twitter.com/hiroaki_ohnishi/status/1518177775571533824