ロックバンド「サカナクション」ギター・岩寺基晴さん(41)の不倫記事を配信した「文春オンライン」に読者から批判の声が挙がっている。記事の見出しと内容が、Yahoo!ニュース等に配信した無料記事と、週刊文春の有料版では印象が全く違う、というのだ。無料版では妻子がいるのを隠し女性を騙した、一方的な悪者として書かれ、有料版では「W不倫」。女性はそれを納得し交際。「捨てられた」から文春に告発したとの内容になっている。
無料版と有料版では別記事のような見出し
まず、2022年6月1日配信の無料版の記事の見出しと、有料版の見出しを比較する。
「『睡眠薬を摂取』サカナクションのギター・岩寺基晴(41)が“10年不倫”女性とトラブルに」(無料)
そして、「この記事をより詳しく読みたい方は『週刊文春 電子版』で購読できます」とある。その有料版の見出しが、
「『求め合ったのが忘れられない』サカナクション岩寺の10年不倫メール」
全く違う記事のようにも思える。
一方的に女性を騙し捨てた極悪な人間
記事の内容は無料版がこうだ。
「10年にわたり不倫していた女性とトラブルになっていた」
で始まり、不倫相手のA子さんの岩寺さんに対する恨み節が続く。証拠となる写真や、LINEなどのやり取りが掲載されていて、A子さんのタレ込みで作られた記事なのだろう。
2人の出会いは高校時代。A子さんはサカナクションのボーカル山口一郎さんとも遊び仲間。交際が始まったのは2012年6月で30歳ごろ。最後にホテルに泊まったのが昨年12月11日。その後連絡が取れなくなり「捨てられた」と分かった。
「精神的に不安定になって、消えてしまいたいと思い、睡眠薬をたくさん飲んでしまいました」
とのA子さんの告白。岩寺さんへの直撃インタビューもあり、不倫を認め、妻とは男女の関係が無くなっていて、その代わりが欲しかった。
「男女関係といっても、2、3回くらい」
と書いている。これだけだと一方的に岩寺さんが女性を騙した極悪な人間に映る。ところがネット上で、「W不倫だってよ」との報告があり、無料版だけ読んだ人たちは目を丸くした。
「W不倫」に納得していたA子さん
有料版に書かれているのはまず、A子さんも既婚者であること。岩寺さん自身はA子さんに「自分は彼女と一緒に住んでいる」と告げていた。つまり、既婚者のA子さんは初め、付き合っている岩寺さんは独身と思っていた。やがて、結婚していて子供がいる事を知り、
「やっぱりなと思いました」
としている。それでも交際を続けたのは「W不倫」に納得していたからだ。流れとしてはW不倫を解消したい岩寺さんと、それに腹を立て文春に告発したA子さんという構図だ。30~40歳頃まで10年間の交際期間があり「男女関係といっても、2、3回くらい」。そして「捨てられた」と文春に告発。これをどう解釈すればいいのか?
岩寺さんの奥さんはA子さんを訴えるべき?
2つの記事を読んだ人たちから「話が違うだろ!」との批判が出た。そして、
「W不倫の分際で被害者ヅラして睡眠薬だなんて、(岩寺さんの)奥さんの立場からしたら最悪!」
「パッとみたら睡眠薬飲ませてやったのかと。(岩寺さんは)酷え奴だなと思ったら(女性が)勝手に飲んだだけじゃん」
「電子版見ると全然10年不倫じゃないよ。2012年6月から2014年春の2年近く。2019年2月から2021年12月の2年10ヶ月。合わせても5年もいかない」
「一つ言えることは、わざわざ週刊誌で騒ぐことなのだろうか、ということだな」
また、岩寺さんの奥さんはA子さんを訴えてもいい、という意見もあった。
サカナクションの公式サイトは6月1日、文春の記事を受け謝罪文を掲載した。岩寺さんのコメントもあり、
「記事にありました通り、表立ってはお伝えしておりませんでしたが、私には妻と子供がいます。家族に対する裏切りは到底許されるものではございません」
と謝罪している。
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(リンク)
文春オンライン「『睡眠薬を摂取』サカナクションのギター・岩寺基晴(41)が“10年不倫”女性とトラブルに」(無料)
https://bunshun.jp/articles/-/54794?page=3
週刊文春 電子版「「『求め合ったのが忘れられない』サカナクション岩寺の10年不倫メール」(有料)