格闘技イベント「超RIZIN(スーパーライジン)」(2022年9月25日)で朝倉未来選手(35)とフロイド・メイウェザー・ジュニア選手(45、米国)のボクシングルールによるエキシビションマッチが行われ、2ラウンド終了間際にメイウェザー選手の右ストレートが未来選手の頭をかすりダウン。2ラウンド終了のゴングは鳴っていたが、朦朧とする未来選手を見てレフリーが試合を止めた。
1ラウンドは優勢、笑顔の未来選手が、、、
「パンチはかすりもしない」と前評判の未来選手だが、1ラウンド目からボディ、ジャブ、アッパーをヒットさせた。しかし、メイウェザー選手は連打を許さず未来選手のパンチを緩やかに交わす。ヒット数でいえば1ラウンドは未来選手が勝っていた。それを分かってか未来選手には1ラウンド終了後、笑顔があった。2ラウンド、メイウェザー選手は1ラウンドより積極的だった。ボディー、顔面へのストレートをヒットさせた。未来選手はそれに応え、パンチを返し、5分5分の展開に見えた2ラウンド終了直前、未来選手は右ストレートを被弾。続いてメイウェザー選手の右ストレートが未来選手の頭をかすった。これで脳が揺れた可能性がある。ダウンした未来選手はなかなか立ち上がることができず、朦朧とした表情。終了ゴングは鳴り終わっていたが、レフリーがTKO負けを宣言した。メイウェザー選手は試合後のインタビューで、
「相手が何発か当ててくれたので、試合が盛り上がった。今回自分は練習して来なかったし、準備もしなかったため、盛り上げることができて良かった。エキシビションだから楽しむ経験をするためやった」
と語った。
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ABEMA「超RIZIN」