「『マスク外せ警察』が急増中!」との記事がネットで話題になっている。マスク着用は3月13日から個人の判断に任されているが、街を歩いていると知らない人から「なんでマスクしてるんですか……?」と声を掛けられる。マスクを着用すれば無言の「圧」を感じるというのだ。ネット上は「そんな奴いねーよwww」「花粉症で苦む人も多い」と批判一色になった。「マスク外せ警察」という創作が生まれる背景とは何なのか。

「マスク警察なら知っているが、、、」

女性自身は3月31日、「“マスク外せ警察”が急増中!『自分と異なる考え』を想像できないハラスメント」との記事を配信した。街を歩いていると知らない人から「なんでマスクしてるんですか……?」と声を掛けられる。「もう外したら?」と「圧」が掛かる。着用推奨の場所でも頑なにマスク着用を拒否する。「マスク外せ警察」が出没する理由を同メディアは、

「強いストレスを感じながらしぶしぶつけていた人は、その鬱憤を晴らしたいと思っている。攻撃的な気持ちになっている」

と解説している。「マスク外せ警察」に出会ってしまった時の対処法、その一つ例が、

「私はあなたを感染から守るためにマスクをしています」

と応じることだとした。この記事を読んだ感想は「マスク外せ警察なんて、出会ったことも聞いたこともない」というものばかりだった。

「気持ち悪い理由だったら嫌だな」

ネットでは、

「マスク外せ警察なんて居ます? そんな言葉作ってまで…マスコミさんも大変ですね」

「そんな馬鹿馬鹿しいことすると疲れちゃうんだよ普通の社会人は」

「私は花粉症なので今の時期は10数年前からマスクしてますが、着用に関して言われるのは『花粉症大変ですね』と言う労りの言葉です」

「付けろはまだわかるけど外せは意味不明 笑顔がわからなくてつらいとか気持ち悪い理由だったら嫌だな」

などといったことが掲示板に書き込まれている。

「マスク外せ警察」の正体

4月2日現在、都心を歩いていても外している人は珍しい。東京近郊の田舎道ですらノーマスクの人を探すのは困難だ。ではどうして「マスク外せ警察」といった創作が出たのか。実は「マスク外せ警察」は「マスク警察」が仕組んだもの。「マスク外せ警察」をハラスメントの象徴として位置付け、マスクを外させないよう先回り、釘を刺そうとしているのだろう、との予想が出ている。

「マスク外せ警察の出現って、マスクを着け続けたい人の妄想的願望ではないですかね」

「スーパーなど未だ100%に近い着用率なので、 いつマスク警察に絡まれるやら、 過去攻撃受けたトラウマから怖さがあります」

「むしろ、外している私の方を気にしている『マスク強要警察』らしき人の方が多く感じます」

「マスクしていない者にとって他人がマスクしようがしまいが基本的には『関係ない』。ところがマスクをしている人達は違います 他人にこそ付けて欲しいと思っている」

などといった分析がネット上に出ている。

 

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(リンク)

女性自身「“マスク外せ警察”が急増中!『自分と異なる考え』を想像できないハラスメント」

https://jisin.jp/life/living/2190967/