ひろゆき全く分かってなかった　ホリエモンに絶交宣言されたのは「人を小馬鹿にしイジることが生き甲斐」だから

ホリエモンこと堀江貴文さん(50)がひろゆき(西村博之さん、46)との絶交宣言をしたのが2021年3月。理由は2020年9月、ホリエモンと広島県尾道市の餃子店店主とのトラブルが発端なのだが、実はこれではない。その後のひろゆきの行動だ。

ひろゆきは4月14日、絶交された原因をホリエモンの秘書で「政治家女子48党」所属の斎藤健一郎参議院議員(42)が、尾道市の餃子店にマスクをして行かなかったからとツイート。絶交された理由を全く理解していなかった。

餃子店の救世主としてひろゆき登場

ひろゆきは「週刊女性PRIME」の記事(14日配信)にリンクを張りTwitterでこう呟いた。

「堀江さんことホリエモンとおいらが疎遠になったのは、堀江さんの秘書の斎藤健一郎さんが原因。コロナ禍で『マスク着用』と掲示してる餃子屋に斎藤さんがマスク着けないで入ったからなんだよね。堀江さんはマスクしてた。“真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である”」

記事はガーシ―こと東谷義和元参議院議員(51)の後釜、斎藤氏がどんな人物であるかをホリエモンと騒動になった尾道市の餃子店店主の証言で書いている。餃子店の救世主としてひろゆきも記事に登場する。

ホリエモンは字が読めない？

餃子店騒動のあらましはこうだ。20年9月に3人が店に入るとき店員からマスク着用を促された。斎藤氏がマスクをしていなかった。するといきなり店主が現れる。「お前、堀江か！！」 (店主の証言では「堀江さん?」と聞いた)。そこから言い争いとなり、店主は「面倒臭いんで帰ってくれっ」と入店拒否。ホリエモンは9月21日にFacebook、25日はYouTubeチャンネルで「マジやばいコロナ脳。狂ってる」と店主を批判。店主も23日からブログで反撃。店のルールは入り口に掲示している。「字も読めず日本語もわからないのはあんただよ」「炎上ネタを作りに来たとしか思えない」。防犯カメラの写真をアップし、これ以上店に迷惑をかけるつもりなら警察、弁護士に相談する、と謝罪を要求した。

「ぜひ皆さん、食べに行って」

実はホリエモン、怒った理由はマスクの着用ではなく(自分はマスクをしていた)店主の接客態度。店主のブログを読めば、どんな接客なのかが透けて見える。ただ世の中は「ホリエモンのマスク論争」で盛り上がった。そして一転、2人は和解したのだ。9月30日、主演ミュージカル「クリスマスキャロル2020」の記者会見でホリエモンは、

「僕は行きたいんですよ、あの店。メチャクチャ美味しそうで、あの餃子を通販で買えるなら買って食いたい。ぜひ皆さん、食べに行ってください。食レポお願いします」

と語った。店主は翌日、ホリエモンの記者会見を見たとし、ブログに、

「今回の件は今日限りで終了させたいと思います。ご迷惑をおかけした皆様、申し訳ありませんでした。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」

と書いた。そして、ここから登場するのがひろゆきだ。

ホリエモンのせいで餃子店は休業

ホリエモンにとっては完全決着のはずの10月1日、TBS系情報番組「グッとラック！」が餃子店騒動の特集を組んだ。これがレギュラー企画となる。ホリエモンによって休業に追い込まれた餃子店。女将さんはホリエモンの威圧的な態度に対人恐怖症となり寝込んでしまった。その救世主として立ち上がったのが同番組コメンテーターのひろゆき。ホリエモンを悪者にすればするほど番組は盛り上がった。ひろゆきは直接店主に、

「クラウドファンディングとかでお金集めて、通販とかデリバリーで再開するとかどうですかね。サイト作る人居ないとかだったら、手伝いますよ」

と語り掛けた。1500万円の支援金を募り、餃子の無人販売所を設置、対面販売も再開する。ホリエモンはTwitterで、「俺完全に悪者されてますやん、、、」と呟いた。