韓国人ユーチューバーのWWUK(ウォーク)さんがツイッターで、「日本で約12年以上暮らしているけど日本人からの差別は一度もなかった」とツイートしたところ、大量の「WWUKさんありがとう!」といったリプが送られた。
ナイキの「日本は差別大国」であるかのようなCM、それにWWUKさんが反論した。これほど多くの感謝の言葉が並ぶことで、ナイキのCMによって傷ついている日本人がどれほど多いかが浮き彫りとなった。
「wwukTVみてますよ! ありがとう。心強いです!」
WWUKさんは2020年11月29日、
「NIKEさんは反日企業ですか? 僕は韓国人です。 日本に留学し、日本の高校、日本の専門学校を卒業し、日本の会社に就職し、3年間勤めました。 今は日本でYouTuberをやっていますが、ここ日本で約12年以上暮らしていて、日本人の方々からの差別は一度もありませんでしたよ?」
とつぶやいた。
それに対し、
「WWUKさん、そう言っていただいて ありがとうございます!」
「wwukTVみてますよ! ありがとう。心強いです!」
「WWUKさん、いつも日本の味方でいてくれて、感謝しかありません」
「WWUKさんありがとう」
といった感謝の言葉が大量にリプされた。中には、
「うちの息子ハーフですけど聞いたら今まで一度も差別されたことないと言ってますよ」
「私は韓国クォーターですが 先祖の韓国人も私もウォークさん同様に差別など受けませんでした」
といったものもあった。
これほど多くのWWUKさんへの感謝の言葉に、ナイキのCMによって相当傷ついている日本人がどれほど多いのかが分かる。
韓国人ながら堂々と韓国批判を行い「怖い目」にも遭う
WWUKさんは中学生の時にオーストラリアに留学し、そこで出会った日本人と友達になったことで韓国で教えられた日本人とは違うことを知る。そこから日本や日本の歴史に興味を持ち日本の高校に留学、日本で暮らすようになる。ユーチューバーを始めたのは2018年3月から。初めはゲームなどエンタメ系番組を配信していたが、日韓問題を取り上げたことで人気が高まった。というのも、韓国人でありながら堂々と韓国批判を行い、日本人が知っている正確な歴史を語っていたからだ。現在の「WWUK TV」のチャンネル登録者数は34万7000人。
19年6月には日本に帰化申請した旨の放送を行っている。韓国のテレビ等メディアではWWUKさんを「親日ユーチューバー」として厳しく批判している。また、こうした韓国内での状況から「怖い目に遭っている」趣旨の発言を「WWUK TV」内でしたこともある。
著書に「韓国人のボクが『反日洗脳』から解放された理由」(ワック:2019年12月)、共著に「『親日韓国人』ですが、何か?」(悟空出版:2020年4月)がある。
(リンク)
NIKEのあの広告に物申す!(WWUK TV)
https://www.youtube.com/watch?v=Fs72jX_Trfc
WWUK(ウォーク)公式Twitter
https://twitter.com/WWUK_twt?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor