作家でラーメン店店主の竹田恒泰さん(45)が、2019年「あいちトリエンナーレ」の芸術監督だった津田大介さん(47)に名誉棄損で訴えられたと1月9日に自身のYouTubeチャンネルで語った。ある番組で「津田のばかちん」と言ったことが名誉棄損にあたる、との訴えだそうで「私が無罪なら津田芸術監督がばかちんであることを認めたことになる」と竹田さんは話している。
「くそー、俺の名誉がこれで棄損されたーー!!」
「竹田恒泰チャンネル 2」で竹田さんは、訴状に「ばかちんだという事実を適示した」と書かれていてズッコケた、とし、
「津田のばかちんがーー!と言われて凄いショックを受けたんですかね?『くそー、俺の名誉がこれで棄損されたーー!!』って思ったんでしょう」
と笑った。
津田さんによれば「ばかちん」というのは博多弁で、大ヒットテレビドラマ「3年B組金八先生」に出て来るセリフ。
どんな場面で使ったかというと、「あいちトリエンナーレ」について語っている時。大村秀章愛知県知事(60)が総責任者だったが、多くの国民が傷つくような展示が行われることは知らされていなかった。そこで竹田さんが、
「津田のばかちんに騙された。津田に騙されたと言って謝ればいい」
というようなことを言った部分だという。話の内容からすると番組はネット報道番組「虎ノ門ニュース」のようだ。
「私の場合は弁護士を雇う必要はないのでは?」
訴えられたのは竹田さんが出演している番組と、番組出演者8人で、その一人が竹田さんだそうだ。竹田さんは、
「私はなぜ芸術監督がばかちんであるかを裁判所で縷々述べることになる。私が無罪なら津田芸術監督がばかちんであることを認めたことになる」
と話していた。経済評論家の上念司さん(51)も津田さんから名誉棄損で訴えられ、弁護士費用をクラウドファンディングで集めたが「私の場合は弁護士を雇う必要はないのでは?」と話している。
(リンク)
「私、竹田恒泰、かの『大芸術監督』 津田大介様から訴えられました!」(【公式】竹田恒泰チャンネル 2)
https://www.youtube.com/watch?v=52u9ePgAMYI