フェミニストとして知られる文筆家でリプロエージェント代表取締役の勝部元気さん(1983年生まれ)が、性的搾取などと批判されている「温泉むすめ」に関するtweetをしたところ、「業務妨害だし名誉毀損」などと批判が殺到。当該tweetを削除することになった。
「これは完全にアウト!」と批判が殺到
「温泉むすめ」は日本全国の温泉地域活性化プロジェクト。それぞれの温泉地をイメージした120以上の美少女キャラクターがいる。4年近く続いているのだが、2021年11月15日頃から突然「性的搾取だ」と攻撃され始めた。セクシーなキャラがいるというだけでなく、キャラが高校生設定なのに酒好きだったり、特技がスカートめくり、夜這いを待っている、などというものがあると、フェミニストたちを中心にバッシングが始まった。勝部さんはこの件について15日、自身のTwitterでこう呟いた。
「この企画が酷いだけでなく、これだけ人権意識バグっていると、脱衣所とかに超小型カメラを着けるスタッフ紛れていそう…」
このtweetに対し「これは完全にアウト!」と批判が殺到した。
オタク受けのモノを性犯罪に結びつける歪み
Twitterや掲示板には、
「憶測だけで物事言うのはいい加減にして欲しいよなーktb。ただの業務妨害でしかないんだよなぁ。従業員への侮辱もそうだしその温泉のブランド名を傷つける嘘の流布でしかない」
「今後のネット社会の為にも訴えた方がいい絶対訴えろ」
「この人の中では、オタクやオタク受けが良いモノは全て性差別を助長して性犯罪を誘発する物なんだろう。どうしてここまで価値観が歪んでしまったのか」
「これがフェミニストです!印象操作で宿にまで迷惑をかける。わがままのために経済活動を妨げる日本の敵です」
などといったことが書き込まれた。勝部さんは間もなくtweetを削除したが、削除をした理由の説明や、謝罪も何もしていない。
(関連記事)
「温泉むすめ」は性搾取!と後援の観光庁に電話が殺到。しかし「フェミに屈しないで」の応援も多数
(リンク)
勝部元気さんのTwitter(記事内のtweetは現在削除されている)