愛知県弥富市の中学校で3年生の男子生徒(14)が同学年の男子生徒(14)に包丁で刺殺された事件。ネットでは「いじめ」が原因だと決め付け、加害生徒の擁護、被害生徒へのバッシング、いじめから逃れる方法などの激しい議論が繰り返された。ところが新たな報道で、いじめではなかった可能性が浮上。ネットではこれまでの議論は愚かな事だった、と、戸惑いで溢れている。

ネットは「いじめに対する報復」の一辺倒

今回の事件は2021年11月24日午前に起こった。校内で3年生の男子生徒が腹部を同学年の男子生徒に刺されて死亡。その包丁が全長約35センチ、刃渡り約20センチという大きさだったため、相当な恨みがあったのでは、といった想像が広がった。CBCテレビは25日、加害生徒が「いじめられていた」という趣旨の供述もしている、と報じる一方、校長の「いじめやトラブルは思い当たるところはありません」という談話も掲載した。ネット上では「いじめに対する報復」との議論ばかりになった。そこで出てきたワードが「窮鼠が猫を噛むパターン」「いじめられて、自殺するくらいなら相手をやった方が全然マシ!!」だった。ネットでは加害生徒の擁護と死亡した生徒へのバッシング、そしていじめが発生した時の対処法などの議論が過熱した。ところが、である。

「応援演説を頼まれたのが嫌だった」

毎日新聞などが26日、加害生徒の供述を報道した。それによると2人の間にトラブルなどは確認されておらず、加害生徒は「生徒会の選挙に立候補した男子生徒に応援演説を頼まれたのが嫌だった」「数人の友人と話している時に(被害者が)割って入ってくるのが嫌だった」「嫌なことが重なった」と語っているという。こうした報道にネット中が唖然。議論の潮目が変わった。掲示板には、

「これのどこにジョーカーの要素ある?」

「手のひらクルー」

「あらら、いじめだ~って騒いでたバカ全員開示されるやつじゃん」

「は?うせやろ?もっと重い理由あるやろ?わいお前のこと擁護したいんや。頼むわ」

などといった書き込みが出ている。

 

(リンク)

毎日新聞

「逮捕の少年『生徒会の応援演説、頼まれ嫌だった』愛知の中3刺殺」

https://mainichi.jp/articles/20211126/k00/00m/040/268000c