格闘家の朝倉未来さん(29)がYouTubeチャンネルで、ABEMAの「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」をドタキャンした元「KAT-TUN」田中聖(36)さんをタコ殴りにしてダウンを奪い「禊」とした。その姿は「鬼」だった。
朝倉さんは「1000万円」企画で戦った3人と次々にYouTubeチャンネルでコラボ。プレゼントを贈るなどかなり低姿勢だった。しかし4人目の田中さんに対しては表情が違ったのだ。ところが、最後の方で朝倉さんは田中さんに「嬉しい」とニッコリ。何があったのか?
参加した3人に対する表情とは違っていた
朝倉さんと田中さんの対談とマススパーリングは2021年12月15日に配信された。ドタキャンを謝罪したいということでコラボが決まったという。ドタキャンについて朝倉さんは、
「(田中さんが)逃げたって聞いたんで、逃げたって言われたんで。逃げたっていうか、逃げたって言ってないかも、、、そういう感じで言われた」
とした。これが田中さん対する印象である。生放送があったのは11月20日。ABMAはこの日、田中さんの不出場を発表した。田中さんによれば11月10日に受診したところ肋骨の骨折で全治2~3カ月と診断された。その日の夜に「企業さん」(おそらくABEMAの担当者)に連絡した。ドタキャンまでの10日間に何があったのかは語らず「言えないことも多い」とした。朝倉さんは田中さんに「謝る必要はない」「4人との対戦が3人に減ってラッキーとしか思っていない」と田中さんを労ったが、明らかに「1000万円」に参加した久保田覚さん(26)、後藤祐樹さん(35)、モハン・ドラゴンさん(44)とコラボした時と態度や目つきが違っていた。朝倉さんにとって田中さんは「逃げた相手」だったからなのだろう。ちなみに、先の3人に朝倉さんはプレゼントを贈したり、タトゥーを消すための手術代などを払っている。
田中はローキックをバンバン叩き込んだ
朝倉さんのチャンネルではキックボクシングルールによる2人の3分間のマススパーリングが公開された。田中さんは空手を小学校時代に5年間習い、その後はボクシングなどの格闘技に嵌り、プロライセンスを取ろうとまで思ったそうだ。マススパーは普通、パンチやキックは触る程度でしか当てない。ところが「逃げた」汚名を晴らしたかったのか、田中さんは朝倉さんにローキックをバンバン叩き込んだ。パンチは全く当たらなかったが、果敢に攻撃してくる田中さんを見てスイッチが入ったのか、朝倉さんもそれに応戦する。1分半を過ぎたあたりから田中さんはスタミナ切れ。一方的にタコ殴りされる状態に。強めのボディーが入ると田中さんは後方に吹っ飛びダウンした。そして起き上がり3分間を乗り切った。朝倉さんは、
「いつものマススパーよりちょっと強めにやったんですけど。なんか、禊って意味でも」
と語り、「根性ありますね」「普通の素人だったらたぶん倒れてますよ」とした。対談の続きは田中さんのYouTubeチャンネルに移る。
「体重何キロ?」などと矢継ぎ早に質問
マススパーの後でも、朝倉さんの田中さんに対する表情に変化は見られなかった。ところが朝倉さんの表情がいきなりパッと明るくなり、まるで仲間を見るような目を田中さんに向けることになる。田中さんがこう言ったのだ。
「俺も格闘技好きなんで、ちょっと練習して、いつかブレイキングダウンに参戦できるように頑張りたいと思っているんです」
ブレイキングダウン(BreakingDown)は、1分間の試合で最強を決める総合格闘技大会で、朝倉さんがスペシャルアドバイザーを務める。朝倉さんは驚き「体重何キロなんですか?」などと矢継ぎ早に質問、
「来年3月に出てくださいよ。へぇ~、嬉しいそれは」
とオファーした。田中さんは参戦を明言した。
(リンク)
朝倉未来 Mikuru Asakura「田中聖さんとギリギリの戦いしてみた」
https://www.youtube.com/watch?v=jp0lGmomlg0
田中家ch「朝倉未来選手にごめんなさいしてきた」