ホリエモンこと堀江貴文さん(49)が、自分はTwitterで死ぬほど炎上した経験から、なぜ炎上が起こるのかを考えた、と語った。理由としては本を読める人(内容が理解できる人)と読めない人(理解できない人)がいて、読める人は人口の20%程度だから。読めないからSNSで発信した文章を骨髄反射で批判をし炎上させる、とした。
客でもないやつに文句を言われ、もうさんざん
ホリエモンは自身のYouTubeチャンネルで、作家の林真理子さん(67)との対談を2021年12月中旬から順次アップしている。林さんと炎上の話になり、炎上させている人は文字は読めるが本や文章は読めない。話の背景にある事や行間が読めないから、考える術もなく、文章そのものに骨髄反射する、とした。また、文字だと頭に入ってこないけれど、話し言葉なら分かるらしい、とも。本が読める人は人口の20%くらいで、自身が出版した本も、売れた分の20%程度しか読まれていないだろう、とした。ただし、本を買ってくれるのは自分のお客さんで、ありがたい存在であり、
「僕のお客さんじゃない人が炎上させているんですよ。客でもないやつに、なんか文句を言われて、もうさんざんですよ」
と語った。
インテリアピールするために本を購入する人が大半
林さんが、ホリエモンの本は大ヒットしているが、買った人の20%しか読んでいないとすれば、その他の人はどうしているのか、と聞くと、
「インテリアピールするためです。本が本棚に並んでいたら『この人、頭のいい人だな』と思われる」
そして出版社は本が読めない人もマーケットに入れている、とし、本の要約サイト「flier(フライヤー)」の例を挙げた。「フライヤー」は本の内容を要約した文章を公開していて、読者に本を買ってもらおうというビジネスモデルだ。ホリエモンはどうして「フライヤー」が人気なのか分からなかったという。
「こんなんで要約読まれたら、本が売れないんじゃないか?と言ったら、フライヤーのやつが『大丈夫です。みんな本棚に本を置いているだけなんで』」
と言われた、と笑っていた。
(リンク)
堀江貴文 ホリエモンYouTubeチャンネル
「読解力の低下と批判文化で『表現の自由』が失われつつある?【林真理子×堀江貴文】」