ジャーナリストの有本香さん(59)が、自身が編集者を務めた「日本国紀」のデマを流されたと激怒し、訴訟をちらつかせた。ところがそのデマは、漫画ファンなら知っている内容。有本さんが釣られたとネットで笑われ話題になる中、有本さんと対立関係にある経済評論家の上念司さん(52)がTwitterで有本さんをバカにした。現在、有本さんのTwitterでは有本さん擁護が。上念さんのTwitterでは有本さん批判が起こり対立構造になっている。

誤謬と剽窃が多すぎて書籍の質が保てない

有本さんが釣られたのはこのtweetだ。2021年12月26日に呟かれたもの。

「なお『日本国紀』は最初に持ち込んだ民明書房では『誤謬と剽窃が多すぎて書籍の質が保てない』と突き返されたので幻冬舎で出版されたと言われている」(「歴史偽造ファンタジーと日本会議」民明書房刊より))

これに大笑いする人が続出した。というのも、「民明書房」というのは週刊少年ジャンプに30年ほど前まで連載されていた人気漫画「魁!!男塾」に出て来る架空の出版社で、読者を笑わせるためあり得ない「事実」や「現象」を説明・紹介する役割だった。これに対し有本さんは27日にこう反応した。

「民明書房という出版社の存在をこのツイートで初めて知りました。このアカウントが引用している内容はもちろん事実無根であり、『日本国紀』とその関係者・版元への名誉毀損の疑いがあります」

これに「魁!!男塾」を知っている人たちがドッと沸いた。

「Wikipediaにだけ頼ってはいけません」

上念さんは27日、有本さんのtweetに対し、

「私が有本香さんに昔から言いたかったことは、『知らない単語が出たら調べてから人に伝えろ』です。ジャーナリスト名乗ってる以上、発言する前には調査・取材するべきですし、Wikipediaにだけ頼ってはいけません」

と、かなりバカにした辛辣なtweetをした。上念さんと有本さんの「確執」は2年以上前から始まっていて、その有本さんを「日本国紀」著者の百田尚樹さん(65)が味方をした。以降、ここ1年以上、有本・百田VS上念が続いている。YouTuberのKAZUYAさん(33)は上念さん側についた。そもそも上念さん、KAZUYAさんを「虎ノ門ニュース」に抜擢したのが百田さんで、それだけに関係は捻じれまくっている。

「漫画のネタ」「パロディ」とリプした人も対処する

今回の騒動が起こった後は、上念さんのTwitterではフォロアーたちが有本さん批判を、有本さんのTwitterでは有本さん擁護が行われている。

「ぜひ民明書房を訴えてください」

といったネタのリプライが有本さんに届けられている。しかし、いくら架空の出版社を名乗ったとしても「日本国紀」を貶める内容だったのは間違いないため、有本さんは激おこ中だ。

「つまり架空話の中に、敢えて実在する本の名前を入れて嘲笑うという新手法でしょうか。たとえ荒唐無稽な冗談のつもりでも、名誉毀損の疑いはあるので、対応を相談しときます」

と「民明書房」ではなくtweet主を追及する構えだ。また、「あれは漫画のネタだ」「パロディだ」「冗談だ」「マジになるなよ」などとリプライしてきた人に対してもスクリーンショットを取っていて対処するとした。有本さんは12月28日、ツイ主がアカウント事削除したと伝えられると、

「へえ。どうしてアカウントまで削除したのかしら。他人を小馬鹿にして面白がるネタツイートだったのなら、それこそマジにならず堂々とふざけてたらいいのに」

とし、意図的に「日本国紀」を貶めるためのtweetだったことを確信したようだ。

 

(リンク)

有本香Twitter

https://twitter.com/arimoto_kaori/sta

tus/1475142499769647106

 

上念司Twitter

https://twitter.com/smith796000/status/1475440040771977218