立憲民主党の蓮舫参議院議員(54)が2022年1月2日、第98回箱根駅伝の往路で走る選手の写真をアップし、「5区!!! がんばれ、母校」とtweetした。新型コロナウイルス対策で2年連続の観戦自粛が求められるなか、国会議員が何をやっているのだ、と激しい批判が起こりTwitterは大炎上した。

一方で、この日の蓮舫議員はどこにいて、実際に沿道で応援し、写真を撮影したのかの確証はなかった。翌日の3日に蓮舫議員は釈明するのだが、炎上中の2日の午後、なぜかInstagramに箱根駅伝をテレビ観戦する写真をアップしていた。この写真のアップすることで、炎上を誤魔化せると思ったのだろうか?

沿道で応援し写真を撮影したという確証がない

蓮舫議員が「5区!!! がんばれ、母校」とtweetし写真をアップしたのは2日の12時24分ごろ。Twitterは一気に炎上した。駅伝を主催する関東学連は「応援したいから、応援にいかない。」のキャッチコピーで自粛を呼びかけ、青学も応援はテレビやラジオでお願いしますと広報している。蓮舫議員の応援は青学にも迷惑で、青学を貶めることにもなりかねないと騒ぎになった。ただし、Twitterの写真は蓮舫議員が撮影したものなのか。箱根にいて青学を応援しているのか、などの確証は無かった。この日、炎上についてはダンマリだったからだ。そのため「誰かから貰った写真かもしれないし、確認もせず蓮舫さんを悪者にするのはおかしい」との意見も出るようになった。すると蓮舫議員はTwitterではなくInstagramに突然、箱根駅伝をテレビで鑑賞している写真をアップし、

「やったー!!往路一位通過です。母校愛が止まりません。全ての選手に敬意を!!!!!明日の復路も応援します」

と報告した。この写真を見て「合成写真?」と疑う人もいた。しかし炎上は勢いを増し止まる気配はなかった。

「結局は観戦自粛を無視しているじゃないか」

翌日の3日午前、蓮舫議員は記者団の取材を受ける事になる。炎上中のtweetについて、

「沿道の写真をSNSにあげましたが、宿の前でソーシャルディスタンスを保ちながら拍手での応援でした。以降は部屋のテレビでの観戦を行っています」

ここで初めて蓮舫議員は箱根に居て、駅伝で走る青学の選手を応援をしていたことが分かった。午後1時半過ぎにTwitterでも、

「父との思い出の詰まった箱根の宿に、3年ぶりに母と逗留しました。母が小学生の時から見てきた箱根駅伝。当時は雪が深かった中で走る選手の応援、今は我が母校と娘の母校の応援が楽しいと言う母との時間でした。世代を超えた夢をもらえました」

と説明した。しかしこの2つのコメントには謝罪が無く、自分の事のみを語っているということで「結局は観戦自粛を無視しているじゃないか」との批判が殺到した。Instagramにいきなり出した写真の意味は何だったのだろうか。

 

(リンク)

蓮舫参議院議員Instagram

https://www.instagram.com/p/CYNtUq9L-4V/

蓮舫参議院議員Twitter

https://twitter.com/renho_sha/status/1477480773397942273