ジャーナリストの大高未貴さん(53)が、作家で元東京都知事の石原慎太郎さん(享年89)の思い出を語ったとき、在日中国大使館員から聞いたという爆弾証言が飛び出した。
石原さんを中国に招待したいと相談された大高さんが、なぜ石原さんなのかを聞くと、「日本の右翼、学者、いろんな人、殆ど懐柔したよ」。残っているのは石原さんということだった。日本人を懐柔するため、欲しがったカネや女性を与えたのだという。
「石原慎太郎さんにコネないですか?」
大高さんは2022年2月2日放送の「虎ノ門ニュース」に出演し、生前の石原さんの政治家としての功績を称えた。その時に飛び出したのが在日中国大使館員との会話だ。90年代大高さんが記者として駆け出しのころ、シルクロード関係で「雑談」をする機会があった。その時、
「大高さん、石原慎太郎さんにコネないですか?」
と聞かれた。石原さんを中国に招待したいのだという。大高さんは、自分はまだペーペーであり石原さんとはツーカーの仲ではない。ダイレクトに電話なんかできないですよ、と答えた。なぜ石原さんなのか?と聞いたところ、とんでもない答えが返って来た。大高さんはその時の会話を一気に披露した。
右翼を中国に招いてどうしたんですか?
「いままでどんな人を中国に招こうと声をかけたのか、と聞くと(大使館の担当者が)調子に乗ってね、『日本の右翼、学者、いろんな人、殆ど懐柔したよ』。左翼は?『あれ、放っておいても大丈夫よ』。右翼を中国に招いてどうしたんですか?『欲しいものあげたよ。カネ、女』と言うわけですよ」
そして大高さんは、これは事実だと念を押した。90年代に中国の工作は進んでいて、石原さんを取り込みたかったことが分かった、と語った。
(リンク)
「虎ノ門ニュース」(2022年2月2日放送分)