ロシアサッカーリーグ「CSKAモスクワ」でプレー経験のある元日本代表の本田圭佑選手(35)のTwitterが炎上中だ。本田選手はロシアのウクライナ侵攻について、ウクライナが最初から無条件降伏をすれば戦争は起きなかった、と取れるツイートをしたからだ。
ウクライナが譲歩しないから戦争が起こる
本田選手は2022年2月23日からロシアのウクライナ侵攻に関するtweetを連投しフォロアーとの議論を展開、炎上している。内容はこうしたものだ。
「ロシア派でもないし、ウクライナにも友達がいるわけで、読解力がない人たちのためにもう一回言うけど、僕はただウクライナが譲歩しないと戦争が起こると思うっていう話をしてます」(24日)
「独立を守ることとNATOに加盟することはイコールではない。ウクライナ大統領の判断に疑問を感じる。これから協議に入るのならこの数日にでた犠牲者はなんやったのか」(26日)
「最初から協議を申し出てたら余計な犠牲者は出なかったかもしれない」(同)
「もう何を言っても犠牲者は戻ってこんけど、これ以上の戦争は泥沼化するだけ」(同)
「Stop the war.」(同)
弱い者は凌辱されてもいいと言うの?
本田選手のtweetは一方的にロシア側に立ったものであり、ウクライナの国家としての主権を無視。そもそもはロシア側がウクライナに対し呑むことが難しい条件を突き付けてきたもの。弱い者は強いものに抵抗せず、黙って凌辱されればいいと考えているのか、といった批判が噴出し、本田選手のTwitterには、
「戦争がなかったとしても、ウクライナは依然としてロシアの支配下にあるでしょう。これはウクライナの人々が望んでいることですか?」
「『独裁者』との話では、実際にはうまくいかないと思います…。」
「彼は学問と歴史の深さを学ぶことの価値を知りません。そして、彼が今それをやろうとすると、手遅れになります」
「そんな事言ってたら中国がチベット、モンゴル、ウイグルにした事と同じことになる」
「当初から世界各国が交渉しようとしていましたし、ロシアも演習だと言ってましたよね?もしかしてニュース見てないんですか?」
などといったことが投稿されている。
(リンク)
本田圭佑公式Twitter