弁護士の橋下徹氏(52)が「ウクライナは降伏すべき」と発言している理由は、ウクライナやロシアを考えたものではなく「中国のために発言している」。そうジャーナリストの山口敬之さん(55)は語った。在日ウクライナ人のグレンコ・アンドリーさん(34)も同様な発言をした。
中国が尖閣諸島など日本に攻め込む前に降伏主義を広め、「日本は降伏しろ」という空気を広めるためだという。
橋下氏の中国人パートナーを喜ばせる
山口さんは2022年3月26日配信の「文化人放送局」に出演。取材中だから細かいことは言えないが、
「橋本氏は何かを背負っている」
「中国のあるビジネスに深く関与しているという情報がある」
とした。これまで橋本氏がTVなどで発言してきたことは、ビジネスパートナーである中国人が喜ぶことを言っている、という前提で見るとスッキリ分かる。「ウクライナはロシアに降伏すべき」という発言が物議を呼んだが、実は日本人に向けた発言である。
「中国はだって、尖閣取りに来るんだから、台湾取りに来るんだから、あるいは沖縄や北海道まで狙っているんだから。その時に日本人が無抵抗で降伏する。そういう空気を作ったら、橋下氏のカウンターパートナーは喜ぶ」
こうした考えは山口さんだけではない。
「降伏主義」を広める格好の機会と考えている
在日ウクライナ人で国際政治学者、日本研究者のアンドリーさんは3月26日、Twitterで、
「批判を受けながら、しつこく「(ウクライナの国旗の絵)は降伏しろ」と叫び続ける人達。こういう人にとって(同) はどうでもいいはずなのに、なぜ必死なのか。もしかしたら本当の目的は(同) ではないかも。憶測ですが、今の内に日本で降伏主義を広め、いざという時に『日本は降伏しろ』と叫ぶのは本当の目的なのではないでしょうか」
と投稿。さらに、橋本氏を連想させる、
「いつか、『日本人はヨーロッパやアメリカなど、安全なところに逃げればいいんですよ。後20、30年、○○○主席は死ぬからその後戻ってやり直せばいいじゃないですか?』とか、もし言ってきたら、恐ろしいですね」
とした。
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(リンク)
「文化人放送局」(2022年3月26日配信回)
https://www.youtube.com/watch?v=W_1lGAskJa4
グレンコ・アンドリーさんのTwitter