「羽生結弦選手の人気は今年4月まで」と書かれた記事。これは「羽生結弦」の検索後、記事が掲載されているURLをクリックに導くための飾り文章だ。当然ながら誤植で、実際は「人気」ではなく「任期」。本来なら記者や編集をバカにして笑って済ますような話だが、記事を読んだファンを激怒させる出来事になった。「人気」でも話が通じるような下げ記事だったのだ。誤植ではなく「わざと」、との疑いも出た。
「任期」の誤植と思い記事を読んだら、、、
これは「週刊女性PRIME」が2022年4月7日に配信したもの(記事は週刊女性2022年4月19日号に掲載)。内容は、羽生選手が仙台市の魅力を発信し観光を盛り上げる「仙台観光アンバサダー」に就任しているが、任期が今年4月で切れる。継続かどうかは決まっていない。アンバサダーに3月10日、仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が新たに就任。仙台駅の観光情報センターでは、羽生選手のパネルは端のほうに置かれ、「サンドウィッチマン」のパネルが大きく設置された、となっている。
さらに、羽生選手は震災で破損したスケートリンク「アイスリンク仙台」への寄付でも知られる。しかし3月11日を過ぎても、今年はまだ寄付をしていない。リンク運営の、
「羽生選手のご厚意で寄付していただいているもので、こちらからお願いしているものではありません」
とのコメントも付いている。
「悪意のある下げ記事だと思います」
記事全体のテーマは「羽生選手の仙台離れ」なのだが、読みようによっては「仙台の羽生選手離れ」とも取れる。そのため、なぜ「任期」が「人気」と誤植になったか、実は嫌がらせで「人気」にしたのではないか、との疑いも出た。
「任期と人気の誤字もわざとじゃないの?めちゃくちゃ下衆い記事で腹立つわ」
「”人気” と “任期” もわざとだと思うし、まるでアイリン側が催促してるみたいに…悪意のある下げ記事だと思います 本当に失礼極まりない記事です」
「こんな馬鹿な記事を出した会社と記者は、羽生くんと仙台アイスリンクに謝罪すべき」
などといったことが掲示板に書き込まれている。
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(リンク)
週刊女性PRIME「羽生結弦『観光アンバサダー』任期終了、アイスリンクへの寄付も今年はまだなく“仙台離れ”を不安視」