那須川天心選手(23)が実にほぼ３か月ぶりに自身のYouTubeチャンネルを更新。「ただいま！」と視聴者に挨拶をした。
天心選手が武尊選手(30)と「世紀の一戦」を行ったのが2022年6月19日。その前哨戦は4月2日、同門の風音選手（23）戦だったが、この間は「直ぐに引き籠り」、練習以外はほぼ誰にも会っていない。「言葉を忘れたんですよ、俺」。そして１％でも各確率を上げるため、計画を立て長野県にある神社などに毎週のように参拝に出かけた。「悟りを開いたんですよ」。
言葉を忘れ思考が無くなった
天心選手は番組の冒頭で、試合が終わって暫く経つけれど、
「ぜんぜん睡眠時間足りないんよ。全然寝れない」
とした。普段は熟睡できるタイプでどこでも寝ることができる。ただ今回は初めて、試合後の夜に一睡もできなかった。そして今も、寝ると直ぐに目が覚めてしまうのだという。
試合が決まり武尊選手との記者会見では、強そうだな、負けるかもしれない、と感じた。こんなことは格闘技を始めた当初以来のこと。4月2日の風音選手戦の勝利以降、引き籠った。練習以外人と会うことが激減し「言葉を忘れた」、「（インタビューで気の利いたことが言える）思考が無くなった」。
何かにすがりたい、勝つ可能性を高めたい
一方で毎週のように計画的に行っていたのが神社巡り。何かにすがりたい、１％でも勝つ可能性を高めたいと思った。そして「悟りを開いた」。武尊選手戦１カ月前に所属団体の「RISE（ライズ）」の合宿があり、そこで気持ちが切り替わる。
「不安が全部消えた。それ以降は勝つと。俺はもうKOするつもりで行っていたから」
そして試合当日は緊張が全くなかった。
「すっごく楽しかった」
結果はダウンを奪うなど判定で天心選手が５-０の完全勝利。
「日が経つごとに思います。本当に終わったんだなと」
（関連記事）
那須川天心「今知ったーｗ」とビックリ！！メイウェザー戦実現の背景をRIZINの榊原社長が語る
那須川天心VS武尊を決めた最終手段 榊原社長「K-1には言いづらいので、天心に相談した」
K-1からプロボクシングに転向した武居由樹選手「那須川天心選手と戦える武尊選手が羨ましい」
（リンク）
那須川天心チャンネル「ただいま！」