立ち技打撃格闘技(キックボクシング)イベント「RISE」。2022年10月15日に東京・大田区総合体育館で開催され、セミファイナルに登場したYA-MAN選手(26)が救急車で病院へ緊急搬送された。本人は搬送前、鼻とアゴ、肋骨の骨折を疑っていた。伊藤隆RISE代表(52)は折れた肋骨が肺に刺さって起きる「外傷性肺気胸」の疑いがあると語っていた。多くのファンが心配する中、YA-MAN選手は自身のYouTubeチャンネルで状態を報告した。
「ああ痛い。ヤバイ痛い。死にてぇ~」
YA-MAN選手のYouTubeチャンネル「翔んでやーまん」では、「RISE WORLD SERIES 2022」の白鳥大珠選手(26)戦前後のドキュメンタリーを配信した。まず試合は2ラウンド、膝を顎に当てられダウン。それでも必死で食らい付くYA-MAN選手。大興奮する会場。判定のすえYA-MAN選手が敗退。昨年5月から続いていた連勝は6で止まった。控室に戻るYA-MAN選手。
「はぁ~、アバラ折れたっすよ。マジで、超痛てぇ。鼻もヤベェー。アゴも折れたかな?段差になっている」
医務室へ行くと右足スネからも血が。パックリ割れている。
「割れてるすか?足砕けてもいいから蹴ろうと思って。相手が強かったっす。今まで一番練習したんで、、、」
YA-MAN選手は負けた悔しさから医務室のベッドで泣き出す。
「ああ痛い。ヤバイ痛い。死にてぇ~」
救急車が到着。搬送された。病院内の待合室にいるYA-MAN選手のスタッフは、長時間検査が行われていることに不安を募らせる。あれほど痛がっているのは珍しい。痛みで動けないという言葉も引っ掛かった。
ブサイクキャラはこのまま続ける
検査を終えて現れたYA-MAN選手。意外に元気そうだ。
「鼻は折れて、アバラは軟骨が損傷。(アバラは)折れていない。でも、息するだけで痛い。眠れないやつです」
そしてこう語った。
「面白い試合をするのはもちろんですけど、勝ちます。絶対勝ちます。勝ち負けにそんなに拘ってなかったんですけど、やっぱ、勝たないとダメだなと思いました。勝って気持ちよくメシ食いたいですね」
16日に一夜明け会見が行われYA-MAN選手も出席。大事に至らなかったことを報告し、「明日にでも試合ができる」とした。YA-MAN選手はブサイクキャラで売っている。今回の白鳥選手戦は評判がよく、ボロボロになりながらも立ち向かう姿がカッコイイ、感動していると伝えられたYA-MAN選手は、
「これを機会に美容整形外科(湘南美容外科)に行こうと思っていたんですが、このままでいいならこのままで行きます」
と、いつものYA-MAN節を炸裂させていた。
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