朝日新聞の週刊誌「AERA」が、小泉進次郎環境大臣の発言を「捏造」したとネットで騒ぎになっている。

小泉大臣は3日に静岡県熱海市で発生した土砂災害について、「静岡県の熱海で大変大きな土砂崩れが発生した」と語ったのだが、「AERA」は、「テレビの中で発生した土砂災害」と書いた。なぜこんな「捏造」をしたかといえば、この一文「小泉環境相にとって災害は、テレビの中の出来事」が書きたかったからだ。

小泉大臣にとって災害はTVの中の出来事

この記事は、2021年7月4日に配信した「小泉環境相は熱海災害を『私の仕事は雨が上がった後』と他人事 菅首相は都議選『勝利宣言』準備」というタイトル。小泉大臣は3日、都議選に出馬する自民候補を応援するために町田市を訪れた。その時の街頭演説はYouTubeに残っていて、こう語っていた。

「今日、この選挙の中ですけど、静岡県の熱海で大変大きな崖崩れ、土砂崩れが発生しました。いま政府をあげて状況の確認をやっていますが、環境大臣の私の仕事は、この雨が上がって、状況が見えた後に、災害の現場の廃棄物を担当するのが、環境大臣の仕事です。その一つ一つ、しっかり対応しつつ、多くのみなさんの安全安心の町づくりを防災の面でも、この町田も無縁ではありませんから、しっかりとやっていかなければいけません」

それを「AERA」は、

「これはテレビの中ですけど、静岡県の熱海で大変大きな崖崩れ、土砂崩れが発生しました。政府をあげて状況の確認をやっていますが、環境大臣の私の仕事はこの雨が上がって、状況が見えた後に災害の現場の廃棄物を担当することです。これを一つ一つしっかり対応しつつ、多くのみなさんの安全安心の町づくりを防災の面でもしっかりとやっていかなければいけません」

と書いた。続けて、

「都議選の応援演説をキャンセルし、多くの国会議員が熱海の土砂崩れの対応をしているというのに、小泉環境相にとって災害は、テレビの中の出来事で、雨が上がったら対応すればいいとも聞こえる発言だった。『熱海の被災者たちの神経を逆なでしかねないきわどい発言でヒヤヒヤした』(政府関係者)」

と書いた。

特定の政党をこきおろす内容が満載の記事

この「AERA」の記事についてTwitterでは、

「小泉進次郎氏へ怒っている方へ。この記事は捏造記事です。熱海災害を『テレビの中で』起こっていることと言っているのは『選挙の中で』の間違い」

「AERAはもう反社だ。 事実もねじ曲げて拡散させるならなくなった方がいい。 もう報道ですらない」

「捏造も論外だし、それ以外も特定の政党をこきおろす内容が満載で、よくもまあこんな悪意に溢れた記事を投票日当日の朝に配信できたなあ・・・」

「見出しは公平を逸脱してる。小泉進次郎さんが今行っても現場は煙たがり〈人気とり〉と言う中傷見出しを出すでしょ。朝日健太郎は国土交通。今行くのはあたりまえ。それを美談の様なかきっぷり。もはや 3流ゴシップ〈雜〉誌」

などといったコメントが出た。「AERA」はネットで騒ぎになったからなのか、当初の目的?を果たしたからなのか、後に内容を修正し「テレビ」の部分は削除をしている。

 

(リンク)

朝日新聞「AERA」dot.の「『私の仕事は雨が上がった後』と他人事」の記事の修正前(ウエブ魚拓)

https://megalodon.jp/2021-0704-1328-11/https://dot.asahi.com:

443/dot/photoarticle/2021070400002.html?page=1

 

修正後

https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2021070400002.html?page=1

 

小泉進次郎大臣の町田市での演説(星だいすけサポーターチャンネル) YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=cX5-azyNRQQ