高須克弥院長(76)と今回逮捕された田中孝博容疑者(59)が、「偽造署名がある」と報告したリコール運動のボランティアを、窃盗の罪で訴えていたことが河村たかし名古屋市長(72)の話しで分かった。
そして今度は、高須院長の女性秘書が、偽造署名に指印を押す不正に関わっていた、との報道が出た。高須院長が何らかの形で偽造署名に関わっていたのだろうか。
秘書問題で新聞記事を揉み消し工作疑惑も
2021年5月20日の中日新聞、共同通信によると、高須克弥院長の女性秘書が、署名提出期限直前の昨年10月下旬~11月上旬、名古屋市内の公共施設で、押印のない大量の署名に指印を押していたことが分かった。田中容疑者から依頼された、と書いている。
高須院長は19日、Twitterで、
「中日新聞社に勤めている友人の記者が『高須先生のところに勤務している人が不正署名の押指印に協力したとの情報を入手したので記事にします。すいません』」 何が「すいません」だよ なう」
「『上司がどうしても記事にしろと言うので僕にはどうしようもありません』だって。新聞社の組織は複雑」
と呟いた。新聞記事を揉み消そうとしていたようにも読める。そして報道が出た20日、
「部下の暴走、不祥事は全て上司の責任です。知らなかったことも大罪だと自覚しております。 全責任は僕にあります。逃げも隠れもしません。いかなる罰も受け入れる覚悟でおります」
とした。
不正署名がある認識は絶対にあったのでは
また、東海テレビのインタビューには、
「『(田中)事務局長の要請だから』と言ってやったんだそうですけど、何百人もそういうこと(指印)をしている人たちがいたそうでして、その中の1人です」
と答えている。一方で、共同通信の記事に高須院長の談話として、
「名古屋市内の公共施設で押印がない大量の署名簿に自身の指印を押したと今年4月中旬に(秘書が高須院長に)明かした」
と書いている。ネットでは、
「秘書が勝手にやった 昭和からズー〜〜と続く伝統」
「高須『返ってくるあてのない1200万を田中に貸しました。秘書も偽造をしてました。僕は何も知らないけどw』」
「高須は絶対に知ってた 指示したかどうかは全く分からんが 不正署名がある認識は絶対にあった これだけは確かだろ」
などと言った感想が出ている。
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高須克弥院長公式Twitter