日本維新の会の鈴木宗男参議院議員(74)は、「プーチン大統領の弁明者としての自覚があるのだろう」と、ウクライナ人で国際政治学者のグレンコ・アンドリーさん(34)が2022年4月8日放送の「虎ノ門ニュース」で語った。理由は、参議院の委員会でグレンコさんが発言したところ、誰の名前も言っていないのに、鈴木議員一人がまるで針で刺されたように飛び上がり、騒ぎ始めたからだという。
橋下氏と維新には考えの隔たり「鈴木議員は?」
3月29日に開催された参議院外交防衛委員会。参考人として招待されたグレンコさんに対し、日本維新の会の音喜多駿議員(38)が、グレンコさんと討論番組で「戦う」橋下徹氏(52)は党とは関係のない一般人であり、ウクライナ情勢についての考え方は党と隔たりがある、と説明したところ、こう返したことで大きな話題になった。。
「さっきおっしゃった人(橋下氏)は法律上は(維新と)関係はないが、ただ残念なことにあなた方の党に、ロシアの侵略を明らかに弁明している人もいるので、そろそろ考えた方がいいのではないかと思います」
この時の様子をグレンコさんは「虎の門ニュース」でこう語った。「その人」の名前は言っていないし、音喜多さんの隣に座っている人とも言っていない。ところが話しの途中で鈴木議員はこんな行動を取った。
「針が刺さったかのようにいきなり飛び上がって、事務局の方に走って行った。戻って来てもブツブツ議論をしていて、委員会が終わるまで慌ただしかった」
後で人伝に聞いたところ、グレンコさんの発言は不適切であり、記事録から削除して欲しいと動いていたのだという。
「ロシアに言えよ 話し合えってさw」
グレンコさんは、
「あれだけ橋下さんと党とは関係がないと訴えているのに、何倍も酷い事を普段から言っている人がのうのうと党に所属している。どんどんどんどんプーチンを弁明しているので、やっぱり考えた方がいいんじゃないかなという考えは変わらない」
とした。司会の居島一平さん(47)が、
「(鈴木議員は)やっぱり自覚があったということでしょうかね?」
と聞くと、
「断言はしませんが、自覚があるというのは、そのような方だと理解した方がいい」
と語った。そんな鈴木議員は4月7日にブログを更新。ロシアに対し「新たな制裁」などと言っているが、いくら制裁をしても闘いは終わらない。G7、NATO各国は、武器供与や支援ではなく、メディアも「話し合いをすれ」と発信すべきではないか。「ここは話合いしかない」と書いた。これに対しネットでは、
「ロシアに言えよ 話し合えってさw」
「話し合ってるあいだに虐殺されるだろ」
「鈴木宗男って、ロシアからいくら貰っているの ?」
などといった批判ばかりが目立っている。
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(リンク)
「虎ノ門ニュース」(2022年4月8日配信)
https://www.youtube.com/watch?v=hryMyJH3alo&t=1403s
鈴木宗男参議院議員ブログ(2022年4月7日配信)