Yahoo!ニュースに掲載される記事のコメント欄、いわゆる「ヤフコメ」。特定メディアのヤフコメを一斉に閉鎖したことが2022年5月30日に分かった。
ヤフーはその理由を明かしていない。ヤフーは昨年秋からの小室眞子さん(30)、小室圭氏(30)の結婚に絡んだ誹謗中傷コメントを削除したり、ヤフコメ自体を非表示にする対策を取って来た。今回閉鎖されたのは皇室関連記事が多いメディア。皇室の圧力か?見せしめの意味なのか?何か今後、皇室関連の驚くべき発表があるため、騒ぎを小さくしたいという事なのか?様々な憶測が出ている。
「小室圭さん、投資家転身」の記事の後
ヤフコメが閉鎖されたのは小学館の「NEWSポストセブン」、主婦と生活社の「週刊女性PRIME」、東京スポーツ新聞社の「東スポWeb」などだ。これらは皇室関連のニュースを「読者を煽る」ような形で報じる特徴がある。最近では、「NEWSポストセブン」の「小室圭さん、投資家転身か 眞子さんが皇族だった30年で得た1億円以上が軍資金に?」(5月27日配信)というのがあった。
Yahoo!は眞子さん、圭さんの結婚に絡み皇室関連の記事が大幅に増加。コメントも大量に書き込まれ、誹謗中傷と取れるものも増えていった。問題ありと認定したコメントを削除するだけでなく、記事のコメント欄を非表示にする対策を取った。今回の特定媒体への措置は、皇室とは関係ない記事にもヤフコメを付けない。
眞子さん「誹謗中傷が続くことが心配」
宮内庁は昨年10月1日、眞子さんと圭氏の結婚の日程を発表する際に、誹謗中傷と思われることが長期的に反復された結果、眞子さんは人間としての尊厳が踏みにじられ「複雑性PTSD」の状態に陥った、と説明。そして、初めてヤフコメ非表示が確認されたのが25日で、お二人の結婚報告記者会見での「質疑応答をとりやめ」の記事だった。誹謗中傷のコメントが一定以上出た、というのが理由。ネットでは、
ネットでは、
「実際は誹謗中傷ではなくほぼ批判なのだが、都合が悪いから非表示」
という意見が出た。26日の結婚会見で記者に配られた質問への回答文があり、眞子さんは、
「一番大きな不安を挙げるのであれば、私や私の家族、圭さんや圭さんのご家族に対する誹謗中傷がこれからも続くのではないかということです」
とした。
佳子内親王も、
「結婚に関して、誤った情報が事実であるかのように取り上げられたこと、多くの誹謗中傷があったことを、私もとても悲しく感じていました」
これからビックリする皇室発表があるから?
秋篠宮文仁親王は、お二人の結婚を心配する声、反対する声が寄せられ、皇室への影響も少なからずあった、とし、
「静かに見守って下さった方々、そして直接的・間接的に応援をして下さった方々に深く感謝申し上げます」
とし、まるでネット民を除外するかのようなお言葉を寄せられた。
昨年からのヤフコメ非表示は、皇室による圧力なのか?皇室に対するヤフーの忖度なのか?それともその両方か?といった議論が出ることとなった。今回の特定媒体のヤフコメ閉鎖についてネットでは、
「皇室を批判できない日本人もプーチン政治を批判できないロシア人もこれでは同じではないか」
「やるなら全撤廃でいいんじゃないの なぜ3社なのか?」
といった意見が出るなか、トンデモな記事を出し続ける媒体にとうとう堪忍袋の緒が切れたとも考えられる。また、他の媒体に対する見せしめ、という見方も。一方で、読者の関心を強く引く皇室報道を続けている有力媒体なのも確かであり、もしかすると、これからビックリするような皇室発表が出る可能性がある。そして、少しでも読者の目から逸らすことを目的に、これらの「煽り」媒体を狙い撃ちにした、と考えている人もいる。
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悪いのは国民かよ!。秋篠宮家の「敵」は大多数のネット民だった。「応援して下さった方には感謝」
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