ウクライナ大使「知っていますか、鈴木さん？」と激怒　宗男議員にフィフィさんも「ロシアに言わないの？」

セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使(59)が日本維新の会、鈴木宗男参議院議員(74)のブログに激怒し疑問を投げ掛けた。2022年6月17日に鈴木議員がブログをアップした直後だ。「鈴木さん、私たちがなぜ戦っているか知ってますか？」

自前で戦えないならやめるのが当然

鈴木議員はブログにこう綴った。ドイツ、フランス、イタリアの首脳がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談していてるが、「ここは停戦だ」と呼びかけないのか。

「ゼレンスキー大統領は『武器供与』を訴えている。どの歴史を見ても、自前で戦えないならやめるのが当然ではないか」

戦争にはそれぞれの言い分、理屈があるし、かつての日本もそうだった。これ以上、戦争を継続し、犠牲者を出すことは許されない、とした。また、こんなことも書いている。

「今、食料供給、エネルギー、肥料、飼糧、さまざま物価高騰で世界中が困っている。世界の平和、安定を考えるなら停戦しかない」

その直後にコルスンスキー駐日大使はTwitterでこう反論した。

「鈴木さん、私の唇を読んでください、私たちは降伏しません。プーチンは悪そのものであり、ロシアは戦犯である。我々は、武器があろうがなかろうが、戦います。素手で戦います。なぜなら、我々は何のために戦っているのか知っているからです。それを知っていますか、鈴木さん？」

ネット上では鈴木議員批判が多く出る事になった。在日ウクライナ人で政治評論家のナザレンコ・アンドリーさん(27)は、

「鈴木宗男氏はロシア大使館のイベントに行きまくっているけど、一度でもそこでロシア側に停戦を呼びかけたことあるのか？そういうこと」

タレントのフィフィさん(46)は物価高のことについて触れ、

「それロシアには言わないの？」

とした。

ネット上では、

「この状況でウクライナ側に文句をいう人がいるなんて、信じられない・・・・」

「だってムネオはロシアのスポークスマンだもの」

「ロシアが日本に攻めてきても同じこと言うのだろうか」

「この発言を党として容認すれば、日本維新の会的には攻め込まれた国が戦わずして降伏しろってことになるな」

などの意見が掲示板に書き込まれている。

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(リンク)

鈴木宗男議員オフィシャルブログ

セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使Twitter

フィフィさんTwitter

ナザレンコ・アンドリーさんTwitter