格闘家の才賀紀左衛門選手(33)のブログから娘さん（7）の写真と記事がほぼ一掃された。残っている記事と写真は、元妻のあびる優さん(36)に東京家裁が親権者を変更、引き渡しを命じた2021年2月12日以前のものだ。その結果、これまで月に百数十本掲載していたブログ記事が削除され、2021年3月は0本。同4月、同8月は3本という悲惨な数となった。才賀選手はこれからブログをどう運営していくのだろうか。
娘の成長を記録するブログだった
才賀選手は9月7日、
「昨日からブログが色々制限がかかってしまったから家族の事とか書きにくいけど今は辛抱やし逆に自分達の成長の時期やと思って我慢！」
とブログに綴った。何のことか分からなかったが、以降は娘さんの写真や名前が掲載されなくなった。才賀選手のブログはもともと娘さんの成長記録をメインにしたもの。それが「イクメン」(子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと)として注目され一躍人気ブロガーとなった。娘さんが登場しなければ本来のブログの意味をなさない。過去のものが消されたならば、それはこのブログの存在の崩壊を意味する。
あびる側アメブロに「違法行為の助長」
9月21日配信の「文春オンライン」によれば、今年8月にあびるさんサイドがアメブロを運営するサイバーエージェントに「Aちゃん（娘さん）に関する投稿をしないように」と通告していた。理由は、娘さんに関する投稿の許諾、そして黙認は、「サイバー社による違法行為の助長になる」というもの。
東京家裁が親権者を変更、引き渡しを才賀選手に命じたのは2021年2月。確定したのは同年4月。あびるさんはこの事に関し一切口を閉ざしていた。メディアは娘さんの親権は才賀選手にあり、抗争中だと報じてきた。だから才賀選手のブログは子育てブログとして親しまれ、才賀選手を応援する人も多かった。ところが、7月20日配信の「文春オンライン」で親権が自分にあることをあびるさんが告白する。ここから世間の風向きがガラリと変化した。「判決に従って娘さんを返してあげて」が大半を占める。娘さんの写真や記事の削除についても「当然だ」という声が圧倒的。
「アメブロの対応が遅すぎる」
「規約違反なんだからオフィシャル外せば？」
「誘拐犯のオフィシャルってヤバすぎる」
などと、ブログ自体を無くすべきだといった声も出ている。
「ニュアンス」で成長が伝えられる？
9月21日配信の「文春オンライン」が出た時点では、まだ過去の娘さんに関する写真やブログは残っていたのだが削除が進み、9月24日段階で、東京家裁が親権者を変更、引き渡しを命じた2021年2月12日以前のものを除き、全て削除されたようだ。その結果、2021年3月の投稿数は0本となってしまうなど、特に21年はスカスカになった。才賀選手は「文春オンライン」の報道があった22日深夜、ブログに、
「僕のブログをキチンと読んでくれてる方はわかると思ってます！一方的な情報に傾いたりしないでキチンと読んでくれたら毎日の繰り返しなので１番わかるかと」
と投稿した。つまり、娘さんの写真、名前を使った記事は投稿できないが、「ニュアンス」で娘の様子や成長を伝えることはできる、という意味のようだ。確かに「今日は皆んなで爆食」「子供ってホンマ不思議なパワーを持ってるよな」と、娘さんを連想させる記述は出て来る。しかし、写真も名前も無いわけだから、読者に娘さんの成長が伝わってはいない。
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（リンク）
才賀紀左衛門選手のアメブロ
https://ameblo.jp/saigakizaemon/
文春オンライン「『規約違反と認定』あびる優の前夫・才賀紀左衛門のアメブロから“違法連れ去り”7歳娘の写真が消えた」